ブラック・サバスのトニー・アイオミは、自身のガンについて寛解期であることを発表し、その治療についてミッドランズ・ガン・センターのスタッフに感謝の意を述べている。
トニー・アイオミは2012年に悪性リンパ腫と診断されており、2013年1月に成功を収めた治療を行っている。
ブラック・サバスの「ジ・エンド」ツアーのヨーロッパ公演の後、トニー・アイオミは検査を受けており、いいニュースを知らされたという。
ソーリハルにあるスパイアー・パークウェイ病院内のスペシャリスト・ケア・センターで刻板の公開イベントに出席したトニー・アイオミは『バーミンガム・メール』紙に次のように語っている。「今は寛解期でね。願わくば、この状態が続いてもらいたいよ。ヨーロッパ・ツアーの日程が終わって、病院に直行で戻ってきたんだけど、素晴らしいニュースは現時点まではすべて順調だってことだったんだ」
化学療法とその後の治療が「うまく行っているようだ」と彼は続け、「いつか再発する可能性があることは分かってるからね」と語っている。
「僕の主治医のところで6週間ごとに血液検査を行っていてね。ここには定期的な間隔で検査にやってくるんだ」と彼は述べている。「こういうものと共に残りの人生は生きてかなくちゃならないんだ。表面化してくるあらゆる危ない兆候を探さなきゃならないんだよ」
昨年、トニー・アイオミは自身の病気について次のように語っていた。「診断を受けた時、完全に打ちひしがれたんだ。彼らは話をしてくれて、『あなたはステージ3にいる』と言ったんだ。その言葉が頭に入ってきて、僕はどこか別の場所にいるように感じた。そして、その後すぐに泣き崩れることになったんだ。『おしまいだ。これで終わりなんだ』って思った。みんなもそう思うかしれない。だけど、そうじゃないんだ。助けてくれる人がいるんだ」
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