スロウダイヴは20年以上ぶりとなるニュー・アルバムのレコーディングを終えたという。
ドラマーのサイモン・スコットは最新のインタヴューで復帰作となる本作について最後の仕上げを行っていることを明かしている。
「アルバムのレコーディングを終えたんだ。この夏にミックスをやるんだけど、いつリリースになるかは分からないんだ」と彼はデンマークの出版物『アンダートナー』に語っている。
スロウダイヴは最後のアルバム『ピグマリオン』を1995年にリリースしており、同年に解散している。2014年に地元ロンドンでの一連のライヴとプリマヴェーラ・フェス出演のために再結成を果たしており、その後ワールド・ツアーに乗り出している。日本にも一昨年のフジロック・フェスティバルで来日を果たしている。
今年5月にシンガーのレイチェル・ゴスウェルは「ステレオガム」に対して、バンドには「たくさんの曲」があり、ニュー・アルバムを「まさに今、レコーディングしてる」ところだと語っている。
「ちょうどここ数日でスタジオに入って、ドラムやベースのトラックをやってるところなの」と彼女は語っている。「昨年もたくさんのレコーディングをやったんだけど、すごく難しかったわね。だって、子供もいるし、それぞれ国の別の地域に住んでるから。歳をとるほど、チャレンジなのよ」
「まさに今、制作してるところだわ。7月の終わりまでには仕上げたいわね」とレイチェル・ゴスウェルは続けている。「全部、計画してるのよ」
スロウダイヴは再結成前のオリジナル期に1991年発表の『ジャスト・フォー・ア・デイ』、1993年発表の『スーヴラク』、1995年発表の『ピグマリオン』という3枚のアルバムをリリースしている。
スロウダイヴは昨年デビューEPからの25周年を記念して、収録曲“Avalyn”のライヴ音源をリリースしている。
レイチェル・ゴスウェルはモグワイやエディターズのメンバーらによるスーパー・グループ、マイナー・ヴィクトリーズのアルバムを6月にリリースしている。
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