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今は亡きロニー・ジェイムス・ディオのホログラムが先週末のヴァッケン・オープン・エア・フェスティバルで初公開されている。

ディオの元バンド・メンバーらによるディオ・ディサイプルズはこのドイツのメタル・フェスティバルで8月6日最終日のヘッドライナーを務めている。そのステージでロニー・ジェイムス・ディオのホログラムが初披露されている。

ディオ・ディサイプルズのマネージャーも務める未亡人のウェンディーは、アイリュージョン社と協力してロニー・ジェイムス・ディオのホログラム制作に取り組んだという。

「ロニーの全身がホログラムとしてバンドと共にステージ上で演奏しているのを初めて見たときは目と耳を疑ったわ」とウェンディーは語っているる。「今までみたいにロニーがいるべきステージ上にきちんと戻してあげることができたし、これでこれからも彼の音楽と記憶が受け継がれていくわ」

ホログラムの画像はこちらから。

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米『ビルボード』誌に対してディオ・ディサイプルズのリード・ギタリスト、クレイグ・ゴールディは「ファンがどれくらいロニーに会いたがってるかはわかるさ」と語っている。「それに、彼がライヴにもたらした特別で比類なき要素も待ち望まれているんだよ」

2017年のツアーでもロニーのホログラムは使用される予定で、クレイグ・ゴールディは次のように語っている。「より多くのファンにこの体験をしてもらいたいし、さらに、より若い世代にも彼の圧巻のライヴ・パフォーマンスを来年のツアで見せてあげたいんだ」

本名をロナルド・ジェイムズ・パダヴォナというロニー・ジェイムス・ディオは、2010年に転移性胃癌によりこの世を去っている。昨年は彼の5回忌のためにヘヴィ・メタル界の伝説たちが集まることとなっている。

このイベントはフォレスト・ローン・ハリウッド・ヒルズで開催されたもので、ブラック・サバス、メガデス、ストーン・サワーらのメンバーが追悼のパフォーマンスを行っている。

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