ANDY HUGHES/NME

Photo: ANDY HUGHES/NME

LCDサウンドシステムのジェイムズ・マーフィーによる改札機シンフォニー・プロジェクトがニューヨークの地下公園に実装されたという。

地下公園のローラインはニューヨークのローワー・イースト・サイドに位置し、現在開発中であるものの、昨年10月より今年3月まで一般公開されていた。

ジェイムズ・マーフィーはこのプロジェクトに携わっており、地下鉄の改札機にプログラムを施して、地下鉄の駅ごとに違ったサウンドを奏でることを考えている。

昨年、ジェイムズ・マーフィーはハイネケンをスポンサーに迎えたこのプロジェクトについて「僕自身も我が街と呼ぶニューヨークをより素晴らしい街にできる画期的な方法」だと述べている。

「ニューヨークは美しく、ユニークな文化を持った素晴らしい街だ。ここに住むためであれば混雑も暴動も騒音もいとわない―そんなこの街の住民にとって、ささやかな音のプレゼントが癒しになればと考えた。僕は改札機から生じる不協和音をユニークな癒しの音楽に変えたいんだよ。取るに足らないことのように思えるかもしれないが、核心を突いた良いアイデアだと思う。僕自身も我が街と呼ぶニューヨークをより素晴らしい街にできる画期的な方法さ」

彼は以前このアイディアについて次のように説明していた。「僕はこれまで14年かけて音楽を奏でる地下鉄の改札機の実現に力を注いできたんだ。ニューヨークのすべての駅にそれぞれの音階を割り当てるんだ。そしたら、今の子どもたちが大人になった時、例えばある音を聞いて『これはユニオン・スクエアだな』なんていう話をするようになるってわけだ」

ニューヨーク州の公共輸送機関を運営する機関、MTAはこのプロジェクトの実現を否定しており、広報担当者は次のようにコメントしている。「(改札機に)手を加えるわけにはいきません。ましてやアートのために改札機を改造し、その間使えなくなってしまうというのはリスクが高すぎます」

LCDサウンドシステムのナンシー・ワンがナレーションを担当した、改札機シンフォニー・プロジェクトを含む地下公園のローラインの紹介映像はこちらから。

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