6月3日に新EP『フューチャー・プレゼント・パスト』をリリースしたザ・ストロークスだが、同作に収録の“Threat of Joy”のミュージック・ビデオを公開している。
ザ・ストロークスは新曲“OBLIVIUS”のミュージック・ビデオを公開しようとしていたが、フロントマンのジュリアン・カサブランカスは先日、「公開禁止」にされたことを明かしている。アップル・ミュージックのラジオ・サービス「Beats 1」のゼイン・ロウの番組でジュリアンはつぎのように語っている。「俺たちはまず“OBLIVIUS”に取り組もうとしてたんだけど、そこにはかなり重い政治的内容を持たせてたんだ。そうしたら、曲がりくねったルートに入ってしまって公開禁止になったんだよ」
今回、公開された“Threat of Joy”のミュージック・ビデオでも冒頭に以下のようなキャプションが表示される。「議論をする余地もない環境下で僕らは“OBLIVIUS”のミュージック・ビデオを公開できませんでした。代わりにザ・ストロークスによる“Threat of Joy”の特別なプレゼンテーションを楽しんでいただけたらと思います」
“Threat of Joy”のミュージック・ビデオはこちらから。
ジュリアン・カサブランカスは、どういった存在が彼らのビデオを差し止めたのかについては詳細を明かしていない。“OBLIVIUS”はバンドが新EP『フューチャー・プレゼント・パスト』に収録した新曲3曲のうちの1曲で、ウォール・ストリートへの言及や「What side are you standing on?(お前はどちら側に立ってるんだ?)」といった歌詞を含んでいる。
EP『フューチャー・プレゼント・パスト』のダウンロードはこちらから。
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