コールドプレイがグラストンベリー・フェスティバルでメンバー全員が亡くなったヴィオラ・ビーチに捧げるパフォーマンスを行ったのを受けて、スポティファイでのヴィオラ・ビーチの再生回数が6148%上昇したという。
ウォリントン出身のヴィオラ・ビーチだが、今年スウェーデンで交通事故に遭って、マネージャーのクレイグ・タリーと共に全員が亡くなっている。
現地時間6月26日、コールドプレイはグラストンベリー・フェスティバルのヘッドライナーのステージで、彼らの“Boys That Sing”をカヴァーしている。
バンドの事故についてクリス・マーティンは「最悪のことが起こってしまったと思った」と語り、「彼らにとって違った未来を作り出したいと思ってるんだ。彼らにグラストンベリーで曲を演奏してもらおうと思うんだよ」と続けている(※クリス・マーティンはバンドについてヴァイオラ・ビーチと発音している)。
バンドはヴィオラ・ビーチが“Boys That Sing”を演奏する映像をステージのバックドロップに映し出して、この音源に合わせる形で演奏している。
Bursting with pride. Tonight the @Viola_Beach boys' music made it to the greatest stage of them all https://t.co/Bnzb9FAkxU
— BBC Introducing (@bbcintroducing) June 26, 2016
演奏前にクリス・マーティンはこの曲を「チャートで上昇させてくれ」と観客に向けて呼びかけている。ヴィオラ・ビーチは9曲入りのアルバムが、バンドの自主レーベルであるフラー・ビーンズ・レコーズより7月29日にリリースされる予定となっている。
アルバムにはバンドが亡くなった後、UKシングル・チャート入りを果たした“Swings & Waterslides”やリード・シングルである“Boys That Sing”が収録される。
コールドプレイ自身もパフォーマンス後、41%再生回数が増加しており、同じくヘッドライナーを務めたミューズは53%、アデルは158%の伸びを記録している。
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