ザ・キンクスのレイ・デイヴィスがバンドの再結成をめぐる噂について言及している。71歳のレイ・デイヴィスと69歳の弟のデイヴ・デイヴィスを中心とするザ・キンクスは30年以上にわたって莫大なセールスを上げ、1996年に解散している。
レイ・デイヴィスと劇作家のジョー・ペンホールによって制作されたミュージカル「サニー・アフターヌーン」がバンドにとって新世代のファンを生み出しており、同作は“Sunny Afternoon”をはじめ“Waterloo Sunset”、“You Really Got Me”といった楽曲の物語を語るものとなっている。
レイ・デイヴィスは昨年12月にイズリントン・アセンブリー・ホールで行われた公演で短いながらもデイヴ・デイヴィスと共演を果たしており、これがバンドの再結成の噂に火を点けることとなった。
『イヴニング・スタンダード』紙に対してレイ・デイヴィスは、先日の束の間の再結成について言及している。「今も払拭するのに長い時間がかかってるんだ。ちょっとの間、彼と共演したけど、あの公演を理由に、再結成について話をし始めると考えるのはあまりにもロマンチックだと思うよ」
レイ・デイヴィスは来年リリースのアルバムに取り掛かっているとのことで、自伝『Xレイ』に対しての「前日譚と言える」著書も執筆しているという。
続けて次のように語っている。「コミュニティについて興味があって、これはロンドンのそれに関するものなんだ。僕は政治的人間じゃないけれど、コミュニティがいくつかのものを失ってしまったと考えてるんだよ。僕は実話に取り組むのが好きで、それを詳しく語っていくのが好きなんだ」
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