コールドプレイが、今月末にヘッドライナーを務めるグラストンベリー・フェスティバルにて、メンバー全員が亡くなったヴィオラ・ビーチを追悼する計画を立てているという。
ウォーリントン出身のバンドであるヴィオラ・ビーチは、2月13日にツアーで訪れていたスウェーデンで、乗っていた車が橋から運河に転落する事故を起こしており、4人のメンバー全員(クリス・レナード、リヴァー・リーヴス、トーマス・ロウ、ジャック・ダキン)とバンドのマネージャー、クレイグ・タリーが亡くなっている。
コールドプレイのフロントマンであるクリス・マーティンとバンドのメンバーは、グラストンベリー・フェスティバルにてヘッドライナーを務める際に、ヴィオラ・ビーチの映像を巨大スクリーンに映し出しながら彼らのカヴァー曲を披露しようと思案しているという。
『ザ・サン』紙によると、ある情報筋が次のように語っているという。「コールドプレイはいつも若手バンドをサポートしていたので、ヴィオラ・ビーチの突然の死は、同じミュージシャンとして大きな衝撃だったようです。コールドプレイは彼らに敬意を払い、ピラミッド・ステージで演奏したいと語っています」
4月にウォーリントンで行われたライヴでは、ザ・コーラルやコーティナーズが、ヴィオラ・ビーチを追悼するために演奏している。このライヴでは、エリザ・アンド・ザ・ベアーやザ・ヴリル・ソサエティ、ザ・ストロベリーズ、サイブリングスも出演しており、滅多にライヴなどで姿を現さないザ・ズートンズもヒドゥン・チャームスと共に出演している。バンド演奏の合間にはヴィオラ・ビーチのライヴ映像が流され、すべての収益はヴィオラ・ビーチとマネジャーのクレイグ・タリーの遺族に渡されたという。
ヴィオラ・ビーチのシングル“Swings & Waterslides”は、追悼の意を表してチャートの1位を獲得させようとするキャンペーンを受けてUKシングル・チャートの11位に入っている。
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