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ノエル・ギャラガーオアシスの再結成を再度否定し、1公演につき2000万ポンド(約32億円)が支払われない限り再結成はしないと念を押している。

オアシスのドキュメンタリー映画『スーパーソニック』に関する詳細が今週発表されたが、その後にノエル・ギャラガーによる最新コメントが届いている。「1公演につき2000万ポンド――それだと相当な稼ぎだよな? でも、まだ誰からもそういったオファーはないよ」

また、彼はどうして再結成が問題外なのかについて次のように説明している。「リアムはいまだにかなり怒りっぽい奴なんだ」と、ノエルは『ザ・デイリー・スター』紙に語っている。「だから、ヤツはクールじゃないわけだよ。話し合うこともないし、オアシスのことについて訊かれると、『おしまい、以上』って感じだね」

「いいアイデアかもなって思える日がいつか来るかもしれないけど、俺にはやりたいことがたくさんあるんだ。自分自身でやりたいことがたくさんあるから、正直言って再結成は考えてないよ」

『ザ・デイリー・ミラー』紙による別のインタヴューでは、映画『スーパーソニック』への彼の関わり方についても語っている。バンドに近い個人的な映像も使用されている本作は、これまで未発表の映像やインタヴューも使用されている。このドキュメンタリーは、リアム・ギャラガーとノエル・ギャラガーが音楽を作り始めた頃から、現在までを描いたものになるという。

彼は次のように語っている。「ほぼ完成しているんだ。そのバージョンは見ておかないとね。いろいろバンドについて調べたのは知ってるしね。でも、正直なところ、コイツの制作中に俺はレコーディングも一緒にやってたから、あんまり専念する時間がなかったんだよ」

「未公開の新しい音楽が発掘されるってことはないと思うし、そんなことがあったとしても、それはクソだって保証するよ。20時間もインタヴューされたから、忘れてたことがたくさんあったね。当時がどれだけイカれてたか、とかね」

「若くて、恐れ知らずで、独身の頃の、本当に懐かしい思い出がたくさん甦ったよ。俺たちがいかにビッグで、いかに大きなインパクトを与えたかってことも忘れてたね」

映画『スーパーソニック』は、2015年にアカデミー賞にノミネートされたエイミー・ワインハウスの伝記映画『Amy』と同じプロダクション・チームによるもので、プロデューサーはジェイムス・ゲイ・リーズ、エグゼクティヴ・プロデューサーはアシフ・カパディアが務めている。監督はマット・ホワイトクロスで、これまでにコールドプレイのミュージック・ビデオや2012年の映画『スパイク・アイランド』を手掛けている。

一方、リアム・ギャラガーは、映画の宣伝のためカンヌ映画祭を訪れている。また5月17日にはツイッターに「プレミアで会おうぜ、バカ野郎」というコメントを投稿している。

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