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ミスフィッツのメンバーであるジェリー・オンリーが、30年以上ぶりにオリジナルのフロントマンであるグレン・ダンジグがバンドに参加して実現するクラシック・ラインナップでの再結成について語っている。

ミスフィッツは1977年にシンガーのグレン・ダンジグと、ベーシストのジェリー・オンリーによって結成されている。1983年にバンドは解散し、グレン・ダンジグはその後、ソロ・キャリアに乗り出して、成功を収めている。ジェリー・オンリーは1995年にグレン・ダンジグ抜きでミスフィッツの再結成を果たし、2001年からはリード・ヴォーカルも務めている。

先日、グレン・ダンジグとジェリー・オンリーは、長年バンドに在籍したギタリストのドイル・ウルフギャング・フランケンシュタイン(彼は1980年〜1983年、1995年〜2001年バンドに在籍していた)と共に再結成することを発表している。

「ジ・オリジナル・ミスフィッツ」と題されたバンドは、9月2日から4日にわたってデンヴァーで開催されるライオット・フェスト&ロデオと、9月16日から18日にわたってシカゴで開催されるライオット・フェスト&カーニバルに出演するという。他のライヴ日程については発表されていない。

「俺たちは友人じゃなかったことなんてなかった」とジェリー・オンリーは米『ローリング・ストーン』誌に語っている。「俺たちは敵対関係でもあった。(バスケットボール選手の)ラリー・バードはコートの上じゃマイケル・ジョーダンを好きじゃなかったかもしれない。でも、バーに行けば、彼らは仲いいわけでさ」

ジェリー・オンリーはバンドのオリジナル・メンバー間での法的闘争と再結成についての対話がどのように行われたかについて語っている。2014年、グレン・ダンジグは、自身に権利があると主張していたミスフィッツのマーチャンダイズの収益をめぐって元バンドメイトに法廷で敗れている。

「俺たちはお互いの破滅を招こうとするところまで行ってたんだ」とジェリー・オンリーは語っている。「もう一度訴訟をやろうとしてたんだけど、それが再結成になったんだよね。そんなところから出て、一緒に演奏しようと思っていることを知ったんだよ。とてもクールなことだったね」

2015年にグレン・ダンジグは35年ぶりにミスフィッツの有名な骸骨のメイクアップをして、再結成を匂わせていた。

「あいつはヴィジョンを持ってるんだ」とジェリー・オンリーはグレン・ダンジグについて続けている。「俺たちがここからどこに向かうのか、元々一緒にやってたことを確認したいんだ。だって、俺たちは両方とも自分の責任でうまくやってきたわけだからさ。もしやってみて、うまくいかなかったら、クソ食らえだよ。だって、やってたわけだからね。でも、あの時とは違うからな。今いるところを出て、もう一度戻ってみるんだ。それで、今までで最高のバンドになるんだよ。それが俺の考えだね。楽しくなるだろうな」

しかし、ジェリー・オンリーは再結成の長期的な今後についてはまだ考えていないと続けている。

「二度目のライヴが実現したら、俺はすごく幸せもんだろうな」とジェリー・オンリーは語っている。「俺は約束するよ。俺は自分自身であり続け、自分の仕事をやり、毎日働くつもりだよ。つまり演奏するってことだよな。グレンは俺のマネージャーのジョン(・カフィエロ)を気に入ってるんだ。ジョンが俺たちの間に入って、俺もグレンも自分の手にしたいものが手に入ると分かれば、それでようやく間違いなく何の問題もなくなるだろうね。二匹の虎を同じ檻に入れたら、問題が起こるんだよ。それが分かるのに39年かかったんだ」

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