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今年のコーチェラ・フェスティバルでヘッドライナーを務め、クラシック・ラインナップでの再結成を果たしているガンズ・アンド・ローゼスだが、アクセル・ローズ、スラッシュ、ダフ・マッケイガンのクラシック・ラインナップ以外のメンバーがギャランティに不満を抱いていると報じられている。

ガンズ・アンド・ローゼズはコーチェラ・フェスティバルへの出演のほか、ラスベガスとメキシコ・シティで計4公演を行っており、6月からは北米ツアーを行うことが決定している。北米ツアーについては最初に20公演が発表されたが、先日4公演が追加されている。

音楽サイト「オルタナティヴ・ネイション」によれば、ファン・サイト「GnR トゥルース」にバンドの内部関係者と思われる「MSL」がクラシック・ラインナップ以外のメンバーの契約金について次のように書き込んでいるという。

「クリス(・ピットマン)にはギャラの減額の話はされてないと思うよ。他のクラシック・ラインナップ以外のメンバーに関しては、このツアーが前回よりも儲かると期待していたのに、実は前回と変わらないとわかって腹を立ててるってことを俺は知ってる。クリスが不満をぶちまけたせいで呼ばれなかった可能性があるかって? かもね。わからない。俺が知ってるのは、他のやつらが口を閉ざすって決めたことだけだ」

「マジで、これ以上の推測はしたくない。自分の言ったことが、いろんなサイトに書かれることになるのが心配なんだ。俺は、なぜピットマンが必ずしも減給の話をされてないって思うかだけについて自分の意見を言うよ。今回のツアーの規模がどれだけ大きいかって考えてみれば、彼はギャラの増額が提示されなかったことが気に入らなかったのかもしれない。バンドに近い関係者とも話したけど、3人目のギタリストが欠けているってことも、ギャラ増額を期待させた原因のひとつのようだね」

キーボーディストのクリス・ピットマンは今回の再結成ツアーに参加するものと思われていたが、今年2月に再結成について「金のため」と批判する投稿をソーシャル・メディアで行っており、再結成のメンバーから外れることになっている。

その時に行ったツイートの内容は以下の通り。「ノスタルジックに浸るツアーさ、20年近くいた人間に言及しないでくれ……そりゃないよ……(金の亡者が)クソッタレ」

クリス・ピットマンの代わりのメンバーとして唯一の女性メンバーであるメリッサ・リースが再結成ツアーに参加している。

またクリス・ピットマンは先日、ガンズ・アンド・ローゼズに対する更なる不満を爆発させている。「よう、みんな! しばらくフェイスブックを休んでた。それにそう、かのオールディーズ・バンドを辞めたんだ。30年前の音楽を何度も繰り返したいヤツらばっかりだ……退屈だろ。でも、トゥールのダニー・ケアリーやスキニー・パピーのマシュー・セッツァーとぶっ飛ぶような新しいバンドを始めるんだ……ものすごく楽しみだよ」

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