レディオヘッドのプロデューサーであるナイジェル・ゴドリッチがスタジオでレコーディングを行っているトム・ヨークの写真とともに、バンドのレコーディングの進捗についてアップデートしている。
7月14日にナイジェル・ゴドリッチは、何の記述もなく写真だけをアップしており、そこにはサイケデリックな背景をバックにキーボードとiPadの前にいるトム・ヨークが映っている。
バンドがニュー・アルバムのレコーディングを始めてからナイジェル・ゴドリッチが写真をアップするのは二度目のことで、一度目は昨年12月にモジュラー・システムの前にいるトム・ヨークとジョニー・グリーンウッドの写真をアップしている。
— nigel godrich (@nigelgod) July 14, 2015
レディオヘッドは今年の初めから通算9作目のアルバムに取り掛かっている。2月にジョニー・グリーンウッドは、「やり方を変え」、「数ヶ月」レコーディングしていることを明かしている。
レディオヘッドのドラマー、フィリップ・セルウェイもバンドのニュー・アルバムについてコメントしている。2011年の『ザ・キング・オブ・リムズ』以来となる新作は、少しずつ準備が進められていると考えられているが、今回セルウェイは9月からアルバムの本格的な制作に取り掛かる予定だと語った。
セルウェイはポッドキャストの番組「トークハウス」に出演し、ロンドンのミュージシャン、ゴーストポエットとの対談の前半でレディオヘッドのニュー・アルバムについて語っている。
彼が言うには、これまで新作の制作は「途切れ途切れ」だったものの、「9月からはアルバム制作だけに集中して取り掛かる」とのこと。
また、新しいアルバムの内容についてセルウェイは次のように語っている。「今まで長い間、僕たちメンバーはお互いの間だけで排他的に演奏をしてきて、それがファンにも受け入れられてきた。きっとアルバムが出るたびに、聞き手側はこれまでと違う世界観に挑戦しようとしてきただろうと思うんだ」
「僕たちはアルバムに毎回変化をつけていて、楽曲を作る際の根本的なアプローチも変えているからね」と、セルウェイはバンドの「変化の早さ」についても触れている。
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