今年のロックの殿堂でチープ・トリックのロビン・ザンダーとディープ・パープルのグレン・ヒューズが殿堂入りするのを記念して、豪華スペシャル・ゲストが出演するライヴが5月12日にロサンゼルスのフォンダ・シアターで開催されることが発表されている。
スペシャル・ゲストには元ガンズ・アンド・ローゼズのマット・ソーラム、ストーン・テンプル・パイロッツのディーン・ディレオとロバート・ディレオ、ザ・カルトのビリー・ダフィー、ザ・セックス・ピストルズのスティーヴ・ジョーンズ、元ガンズ・アンド・ローゼズのギルビー・クラーク、TOTOのスティーヴ・ルカサー、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのチャド・スミス、アポカリプティカのフランキー・ペレズ、スリップノットのコリィ・テイラー、ブラック・サバスのギーザー・バトラー、コートニー・ラヴらが出演するという。
チープ・トリックは4月1日に7年ぶりとなる通算17作目のニュー・アルバム『バン・ズーム・クレイジー・ハロー』をリリースしている。
本作は、テイラー・スウィフトやエアロスミスのスティーヴン・タイラーがソロ・アーティストとして所属する、米ナッシュヴィル拠点のビッグ・マシーン・レコーズへの移籍第1弾アルバムで、チープ・トリックの作品を長く手掛けているベテラン・プロデューサー/ソングライターのジュリアン・レイモンドと共に、2015年にロサンゼルスでセッションを開始し、2度のセッションを経て30近い新曲が生まれたという。
「新しくて新鮮で、それでいて僕らの70年代のサウンドや感触に立ち返るようなものを作りたかったんだ」とロビン・ザンダーは語っている。
一方、リック・ニールセンは新作について「俺たちは懐メロのバンドじゃない。レコード制作をやめたことはないし、ツアーをやめたこともない。いい時もあったが、最悪な時もあった。それでもやり続けてきたことが評価されてるんだ、と俺は思う。バカ過ぎてやめられないだけかも、と思うこともあるけど、とにかく続けるのみさ」と語っている。
リリースの詳細は以下の通り。
『バン・ズーム・クレイジー・ハロー』 発売中
SHM-CD:POCS-24010 / ¥2,600(税抜)
日本盤ボーナス・トラック2曲収録
プロデュース: ジュリアン・レイモンド
01. Heart On The Line
02. No Direction Home
03. When I Wake Up Tomorrow
04. Do You Believe Me?
05. Blood Red Lips
06. Sing My Blues Away
07. Roll Me
08. The In Crowd
09. Long Time No See Ya
10. The Sun Never Sets
11. All Strung Out
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