
Photo: Ross Halfin
ブラック・サバスのギタリストであるトニー・アイオミは新たなインタヴューでソロ・アルバム『フロム・ザ・ダーク』について語っている。
トニー・アイオミと長年のクリエイティヴ・パートナーであるマイク・エクスターがプロデューサーを務めた本作はファースト・ソロ・アルバム『アイオミ』から26年ぶりとなっており、グレン・ヒューズとのコラボレーション作『フューズド』から数えても21年ぶりとなっていて、10月23日にリリースされる。
フィラデルフィアのラジオ局「WMMR」のインタヴューを受けたトニー・アイオミは久しぶりのソロ・アルバムが形になっていた経緯について語っている。
「ブラック・サバスのことをやっている時もいろんなことで忙しくしていたんだけど、いくつかのプロジェクトが終わったから、そろそろソロ・アルバムを作ってみるのもいいかなと思ったんだ。なにせ21年ぶりだからね。でも、楽しかったよ。時間をかけたからね。ブラック・サバスでアルバムを作る時は、決まった期間内にレコーディングを終えて、ツアーに出なきゃいけない。今回はプレッシャーがなかったからね。好きな時にレコーディングできたからね。自宅にスタジオがあったから、そこに来れば、アイディアに取り組み始めることができたんだ」
新作はノルウェー出身のヴォーカリスト、ヨルン・ランデが全曲でヴォーカルを担当しているが、ソングライティングのアプローチについてトニー・アイオミは次のように続けている。「基本的にはこれまでと同じやり方だった。まずアイディアを形にしておいて、そこからヨルン・ランデに入ってもらったんだ。というのも、ヨルン・ランデはスウェーデンに住んでいるから、飛行機で来てもらって、アイディアを聴かせながら、進めていく中で調整していった。ヴァースの部分を変えたり、新しいコーラスを加えたりすることもある。過去にやってきた他の曲作りとまったく同じだったよ」
『フロム・ザ・ダーク』の楽曲のアイディアがいつ頃のものかという質問に対して、トニー・アイオミは次のように答えている。「実は、最初はインストゥルメンタルの曲作りから始まったんだ。インストゥルメンタル・アルバムを作ろうと思っていて、4〜5曲ほどインストのトラックを形にしていた。でも、そこで『どうだろう? やっぱりヴォーカリストを迎えたアルバムにしたいな』と思ったんだ。それで、それらを一旦脇に置いて、ヴォーカリスト向けのリフを書き始めたんだ。まあ、そこから始まった感じで、どんどん続けていったんだよ。今回のアルバムで良かったのは、何のプレッシャーもなかったことだね。ツアーに出る必要もなければ、特定の期限までに完成させなければならないということもなかった。だから、じっくりと時間をかけて、いくつかのアイディアを自分の中であたためながら進めることができた」
「具体的にはもう30年近く一緒にやっているマイク・エクスターに『月曜と火曜に作業をしていこう』と言ったんだ。彼も他にプロデュースしているものがあったからね。毎週月曜と火曜を確保しておいて、もし彼や私が忙しかったり、他の予定が入ったりした場合は作業をしない、という形にしたんだ。お互いのスケジュールを調整しながら、スタジオに入ってアイデアを形にしていったんだよ。それはすごくカジュアルな形だったんだ」
アルバムからはリード・シングルとして“World Alone”のミュージック・ビデオが公開されている。
「本当に楽しみながら制作したアルバムだよ」とトニー・アイオミはプレス・リリースで述べている。「何かを証明しようとしているわけじゃない。ただ素晴らしいアルバムで、ロックしているんだ!」
新作のトラックリストは以下の通り。
01. Over the Violent Sun
02. Black Times
03. World Alone
04. Beyond the Dead
05. Stormwatcher
06. Death Wake
07. Return of the Arbalist
08. Legacy
09. Scent of Dark *
10. Deified *
* = bonus tracks included on deluxe CD version only
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