
Photo: Ross Halfin
オジー・オズボーンはプロデューサーのアンドリュー・ワットによれば、まだリリースされていない未発表曲があることが明らかになっている。
アンドリュー・ワットはオジー・オズボーンがリリースした最後の2枚のアルバム、『オーディナリー・マン』と『ペイシェント・ナンバー9』をプロデュースしているが、最期のライヴ「バック・トゥ・ザ・ビギニング」の前日にそれらの局を一緒に聴いたという。
アンドリュー・ワットは米『ローリング・ストーン』誌に次のように語っている。「あと特定の理由のために作った曲があるんだ。まあ、言えるのはそれだけだね。自分にとっては聴くのがつらい曲だよ」
リリースの予定はあるのかと訊かれると、アンドリュー・ワットは「そんなところかな」と答えている。
「コンサートの前日にシャロン・オズボーンや何人かと一緒にバーミンガムに行って、カレーを食べていたんだけど、オジー・オズボーンとはメールのやり取りをしていたんだ。彼はホテルの部屋にいて、『ホテルに来てくれ』と言っていたんだけど、シャロン・オズボーンと一緒にいて、『明日は大事な日だから、行かないほうがいいんじゃないかな? 興奮しすぎちゃうかもしれないしね』なんて話していたんだ。でも、オジー・オズボーンが『ホテルに来るんだ。絶対にな』と言うから、カレーを持っていったんだよ。彼はいつものように絵を描いていて、二人で一緒に作った曲を聴きながら、メモを取ったりした。その時と翌日が、彼に会えた最後だった。でも、素晴らしいリスニング・セッションの時間を持てて、いろんなことを話せたんだ」
アンドリュー・ワットはオジー・オズボーンをプロデュースすることによって、ロックの世界に足を踏み入れるきっかけを作ってくれたことへの感謝の思いを述べている。
「オジー・オズボーンにはいろんなことを教えてもらった。オジー・オズボーンに選ばれるということはキャリアを与えられるということなんだ。ずっとロック・ミュージックが好きだったけど、彼に認められてその隣に立つようになる前は、ポップ・ミュージックのプロデューサーをしていた。その後、素晴らしい経験をいくつもさせてもらったけど、そのきっかけを作ってくれたのは彼だった。彼はランディ・ローズを見初め、ザック・ワイルドやジェイク・E・リーのことも見初めたんだ」
アンドリュー・ワットはヤングブラッドのキャリアを新たな高みへと押し上げたのもオジー・オズボーンの功績だと語っている。
「『バック・トゥ・ザ・ビギニング』の前からヤングブラッドはすでに素晴らしい道を歩んでいたけど、オジー・オズボーンは“Changes”を歌うように彼を指名した。人としてもアーティストとしてやっていることも好きだったんだろうね。だから、彼をあの場に起用した。そして、彼はあの曲を歌ったことで、人生が変わったんだ」
オジー・オズボーンとブラック・サバスは最後に行ったライヴ「バック・トゥ・ザ・ビギニング」が日本でも劇場上映されることが決定している。
日本での上映は10月28日に東京・大阪の映画館にてジャパン・プレミア上映が開催され、10月31日に東京・横浜・名古屋・大阪にてハロウィーン上映が実施され、11月7日には全国58館の映画館で劇場上映が行われる。11月7日にT・ジョイPRINCE品川ではゲストを迎えた登壇イベントの開催も予定されている。
また、11月13日には新宿バルト9、T・ジョイ梅田の2館で追加上映が行われることも決定している。
シャロン・オズボーンは劇場公開にあたって次のように述べている。「『バック・トゥ・ザ・ビギニング』が実現することになったのは、オジー・オズボーンに本当に満足したいことは何かと尋ねたのがきっかけでした。彼は唯一満足できることがあるとしたら、もう一度パフォーマンスを行い、ファンに別れを告げることだと言いました。それだけが彼のやりたいことでした。オジー・オズボーンはさようなら、ありがとうと伝えたかったのです」
音楽監督を務めたレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのギタリストであるトム・モレロは次のように述べている。「ロックンロールの歴史でも、このようなことはかつてありませんでした。こんな前例はありません。ブラック・サバスがヘヴィ・メタルを生み出したグラウンド・ゼロとなる場所で最後のライヴを行うことになったのですから」
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