Photo: Andy Ford for NME

フォンテインズD.C.のフロントマンであるグリアン・チャッテンは新たなソロ・アルバムのリリースを考えていることを明かして、「より活気に満ちたフェスティバルに打ってつけ」の作品にしたいと語っている。

フォンテインズD.C.は本日10月16日に通算5作目となるニュー・アルバム『ドーパミン・チェインバー』をリリースしている。一方、グリアン・チャッテンは2023年に唯一のソロ・アルバム『ケイオス・フォー・ザ・フライ』をリリースしている。

フォンテインズD.C.のサード・アルバムを巡るツアーの最中に制作された『ケイオス・フォー・ザ・フライ』は、バンドとは対照的に、より落ち着いた内省的なサウンドが特徴となっていた。アコースティック・ギターやストリングス、ピアノを主軸とした楽曲群は詩からインスピレーションを得ており、それまでグリアン・チャッテンの代名詞であった力強く激しい楽曲と比べると、より親密でパーソナルな響きを持っていた。

今回、グリアン・チャッテンは『モジョ』誌のインタヴューでアルバムのリリースと2027年に予定されている大規模なツアーを終えた後の計画について語り、しばらく休暇を取り、他のプロジェクトに目を向けるつもりだと語っている。

「ここから先の自分たちに行ける最善の場所は、しばらくの間、表舞台から離れることだと思う。一度立ち止まって状況を整理し、世間の人たちにも僕らから離れて息つく暇を持ってもらうのがいいんじゃないかな」とグリアン・チャッテンは語っている。「そうは言ったものの、実は今もかなりの量の曲を書いているんだ。曲をたくさん書いても、それがどこにも行き場がなく、ただ積み重なっていくばかりだと、どこかで形になってほしいと思うようになる。そうすることで、息継ぎができるというか、酸素を得られるんだ。結局、ひたすら曲を書き続けてるんだろうけどね」

曲を書き続けるそのモチベーションが新たなソロ・アルバムにつながる可能性はあるかと尋ねられると、グリアン・チャッテンは次のように応じている。「ああ、そう思うよ。最近もそのことについて考えていたんだ」

「いくつか曲があって、どんな作品にしたいかというイメージもあったりする。前の作品よりも、より活気に満ちたフェスティバルに打ってつけの作品になるんじゃないかな」

2023年の『ケイオス・フォー・ザ・フライ』リリース時にグリアン・チャッテンは『NME』にソロ作品に取り組んだ理由についてバンドという環境とはまた異なる体験をもたらしてくれると語っている。

「バンドという集合写真の中で自分を線で囲っているような感じだった。だから、そこから離れて自分がどこに立っているのかを思い出させてくれるんだよ」とグリアン・チャッテンは語っている。「正直に言うと、自分自身の内面深くへと潜り込み、暗闇や鬱、孤独といった深淵を掘り下げてみたんだ」

「メンバーたちは話を聞こうとしてくれましたが、壁に向かって話しているような感覚に近かった。もちろん、彼らを悪く言うつもりはない。これらの新しい曲は、そうした感情を掘り下げるための手段だったんだ。だから、アルバムの制作に取りかかったときは、ホッとしたよ。自分の音楽に対する主導権を取り戻すような感覚だった。唯一の心残りは制作にもっと時間をかければよかったということかな。あっという間に終わってしまったからね」

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