
Photo: All pics by Manuel Harlan
レディオヘッドのフロントマンであるトム・ヨークは『ヘイル・トゥ・ザ・シーフ』を題材とした舞台『ハムレット:ヘイル・トゥ・ザ・シーフ』がロンドンで上演されるのにあたってリハーサルの写真が公開されている。
昨年4月にマンチェスターのアヴィヴァ・スタジオで世界初上演された本作は、トム・ヨークがトニー賞とローレンス・オリヴィエ賞を受賞している演出家のスティーヴン・ホゲットとクリスティン・ジョーンズとコラボレーションして、シェイクスピアの名作『ハムレット』を現代化したものとなっている。
トム・ヨークは20人のミュージシャンと俳優のために『ヘイル・トゥ・ザ・シーフ』を「自ら作り直して」オーケストレーションしており、各公演で音楽は生演奏されている。このプロジェクトは「演劇、音楽、動きを融合させた熱狂的な新しいライヴ体験」と評されている。
舞台『ハムレット:ヘイル・トゥ・ザ・シーフ』の概要には次のように記されている。「ヘルシンゲルは監視国家となり、市民の血が目まぐるしく流れるようになった。『ハムレット:ヘイル・トゥ・ザ・シーフ』は、ハムレットとオフィーリアがデンマークの嘘と腐敗に目覚め、幽霊と音楽によってそれが徐々に明らかにされていく。パラノイアが支配するなかで、悲劇的な事実から免れる人は誰もいない」
今月、ロンドンでの開幕を控える中、マヌエル・ハーランが撮影したリハーサルの新たな写真が公開されている。ロンドン公演はバービカン・シアターで10月31日から2027年1月23日まで上演される。
リハーサルの写真はこちらから。











トム・ヨークは昨年4月の時点で本作について次のように語っている。「シンクロニシティといったことを認めているわけじゃないんだ。『オズの魔法使い』とピンク・フロイドの『狂気』なんかもそうだけど、映画の音量を下げて、別のサウンドトラックをかけてみると、違ったものが現れるなんてことがあるけど、自分の最初の反応としては『ハムレット』だからね。孤高の作品であり、触れることはできない、というものだった。無理だよね。でも、その考えが離れることはなかった。頭に種が植え付けられたんだ」
この舞台を受けて、レディオヘッドはライヴ・アルバム『ヘイル・トゥ・ザ・シーフ – ライヴ・レコーディングス2003-2009』を昨年8月にリリースしている。
トム・ヨークは『ヘイル・トゥ・ザ・シーフ』という作品を振り返ったことについて次のように語っている。「シェイクスピア『ハムレット』/『ヘイル・トゥ・ザ・シーフ』の舞台作品のアレンジをどう組み立てるか考える過程で、当時のライヴ音源を聴かせてもらうよう頼んだんだ」
「そこで耳にした、演奏に宿るエネルギーに衝撃を受け、ほとんど自分たちだと認識できなかった。それが次の一歩を見つける助けになり、これらのライブ録音をミックスしてリリースすることを決めた(自分たちだけで抱えておくなんて正気の沙汰じゃない)。すべてがとてもカタルシスなプロセスだった。ぜひ楽しんでほしい」
レディオヘッドは2027年にオーストラリアと日本で21公演を行うことが決定している。
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