
Photo: GETTY / Andy Ford for NME
フォンテインズD.C.のフロントマンであるグリアン・チャッテンはロザリアとのコラボレーションについて語っている。
フォンテインズD.C.は10月16日に通算5作目となるニュー・アルバム『ドーパミン・チェインバー』をリリースするが、同作にはロザリアとのコラボレーションとなる“Where Is Gone?”が収録される。
このコラボレーションについてグリアン・チャッテンは「NPR」のインタヴューで次のように語っている。「ずっと抱いている予感のようなものがあったんだ。自分が歳老いて死ぬ前に世界に対して伝えようとしている、ある種の壮大な何かがあるんじゃないか、という感覚がね。他のメンバーのことは代弁できないけれど、自分個人としてはそうだった。分かるかな?」
「常に追い求めている何かが一つあるような気がしていて、彼女の心境も自分に近いものがあるんじゃないかと思ったんだ。それに彼女は本当に素晴らしいアレンジャー、作曲家、作詞家だからね。だから、自分たちがアレンジした曲を歌う気になってくれたことは恐縮したよ。間違いなく、自分のキャリアにおけるハイライトだよね」
グリアン・チャッテンは『ヘルプ(2)』でデーモン・アルバーンとコラボレーションした時のことについて次のように振り返っている。「デーモン・アルバーンのような人が音楽に対して抱く情熱を見ると、圧倒されずにはいられないよね。ある種の、なんて言うか、出家的な境界線があるんだ。彼は随分前に世俗の喧騒からは一歩引いて、みんなが80代になった頃にまた合流しようと決めたようなところがあって。でも、それこそが充実した人生の送り方だと思うんだ」
グリアン・チャッテンとデーモン・アルバーンは『ヘルプ(2)』にケイ・テンペストを迎えた“Flags”を提供している。
ロザリアについてはU2のボノがニュー・アルバム『光の祝祭~カルナバル・デ・ルス』にロザリアについて書いた曲が収録されることを明かしている。
ボノは米『ローリング・ストーン』誌のインタヴューでアルバムの4曲目に収録される“The Mirror Maker (Rosalía)”についてロザリアに捧げた曲であることを明かしている。
「普段だと、自分たちが曲にするのは牢獄にいる人や亡くなった人ばかりなんだけどね」とボノは冗談を飛ばしている。「亡くなった英雄か、牢獄から人々を救い出そうとする人たちなんだけど、今回は素晴らしいアーティストだからという理由で人を称えている曲があるんだ」
ボノは特にロザリアが2025年に発表したアルバム『ラックス』に特に魅了されたという。同作はオーケストラのサウンド、エレクトロニック・ミュージック、そして13の言語によるヴォーカルを駆使して、精神性や宗教的なイメージを探求した作品となっている。
「彼女は自分たちより先に同じ場所に到達していたんだ。それは悔しいことでもあるけれど、同時にすごく刺激的でもあった」とボノは語り、どちらもアートを通じた「世界の再魔術化」に関心を寄せていると述べている。
それを受けて、ロザリアはボノからスペイン語の歌詞についてアドバイスを求められたことを明かしている。
「ボノとは個人的には知り合いというわけじゃないんだけど、メールをくれて、新しいプロジェクトがあって、“The Mirror Maker”という曲があることを教えてくれたの」とロザリアは語っている。
その後、ボノは自分の書いたスペイン語が通じるかどうか尋ねてきたとのことで、ロザリアは特に一つの言葉に戸惑ったことを振り返り、「聞いたことのない言葉だった」と述べ、最終的に調べてみたところ、標準的なスペイン語には存在しない言葉だと判明したと明かしている。
ロザリアがボノに送ったアドバイスは率直なもので、「よく分かりませんが、独自の言葉を自由に作り出してしまえばいいんじゃないですか」と伝えたという。
ロザリアは一連の出来事について「度肝を抜かれる」ような体験だったとして、U2を聴いて、“With Or Without You”の一節を歌いながら育ったと説明している。「ボノはレジェンドよね」とロザリアは語っている。「信じられなかったわ」
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