
Photo: Sony Pictures
ザ・ビートルズは2028年4月に4部作が同時公開される予定となっている伝記映画についてプロデューサーが公開形態の意図について説明している。
サム・メンデスが監督を務め、ソニー・ピクチャーズ、ニール・ストリート・プロダクションズ、アップル・コアが製作する映画『ザ・ビートルズ – ア・フォー・フィルム・シネマティック・イベント』は2024年2月に製作が正式発表されており、ポール・マッカートニー、リンゴ・スター、ジョン・レノンとジョージ・ハリスンの家族とアップル・コアが劇映画のために音楽を使う権利と生涯を描くことに許可を出した初めての作品となっている。
当初、映画は4部作が順番に上映されると報じられていたが、現時点では2028年4月7日に4本が同時公開される予定となっている。
今回、BFIロンドン映画祭のインダストリー・フォーラムに出席したニール・ストリート・プロダクションズのピッパ・ハリスは異例とも言えるこうした公開形態について、その意図を説明している。
これまでに映画『1917 命をかけた伝令』、『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』などを手掛けてきたピッパ・ハリスはザ・ビートルズの伝記映画について「現時点での構想としては2028年に公開して、観客の皆さんに同じ時期に映画館で体験していただきたいと考えています」として、観客が「1日で4作品すべてを観る」ことまでは想定しておらず、もう少し分散した形で鑑賞してもらう形で考えていると語っている。
「なので、1ヶ月で観ていただくような感じです。1週目の週末に1本目を観て、2本目を次の週に観て、その次の週にまた1本を観るというような感じです。でも、どのような形であれ、最終的には4作品すべてを観ていただくことが私たちの願いです」
ピッパ・ハリスは4本の映画の結びつきについて次のように続けている。「それぞれが4人のメンバー個人の物語として独立していますが、それらが合わさることで、単なる個々の作品の総和以上の、より大きな力になると考えています」
「ザ・ビートルズは端的に言って史上最高のバンドだと思いますし、彼らにふさわしい作品にしようと全力を尽くしています。だからこそ4部作なのです。4本もの映画を観たいとまさに思えるバンドは他にいないんじゃないかと思っています」
映画はキャストとしてハリス・ディッキンソンがジョン・レノンを、ポール・メスカルがポール・マッカートニーを、バリー・コーガンがリンゴ・スターを、ジョセフ・クインがジョージ・ハリスンを演じることが発表されている。
また、シアーシャ・ローナンはリンダ・マッカートニーを、アンナ・サワイはオノ・ヨーコを、エイミー・ルー・ウッドはパティ・ボイドを、ミア・マッケンナ=ブルースはモーリン・スターキーを演じることも発表されている。
『ヴァラエティ』誌はサム・メンデス監督が4作の製作を決定したのは、ミニシリーズの構想を何年も練っていたが、最終的に断念して、「ストーリーが大すぎて1本の映画に収まらない」と判断したためだと報じている。
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