Photo: Storm Thorgerson, Sony Music Entertainment

ピンク・フロイドは1971年発表の『おせっかい』の55周年記念盤がオレンジ・カラー・ヴァイナルで10月17日にリリースされることが決定している。

本作はイギリスのナショナル・アルバム・デイに合わせてリリースされるもので、輸入盤国内仕様で当時の帯を色違い(ゴールド)で復刻したヴァージョンをリリースすることが許諾された日本盤は10月21日にリリースされる。

『おせっかい』は1971年11月に発売されたピンク・フロイド通算6作目のスタジオ・アルバムで、収録曲の“Echoes”は1971年8月の初来日公演「箱根アフロディーテ」でも披露されている。

今回の発表にあわせて、1973年公開のカルト的人気サーフ映画『Crystal Voyager』の最終章を飾る象徴的な“Echoes”の映像が、新たに高解像度で修復され、10月17日よりピンク・フロイドの公式YouTubeチャンネルで公開されることも明らかになっている。

デヴィッド・エルフィック監督によるこの1973年のドキュメンタリーは、先進的なサーファーであり写真家、映像作家でもあったジョージ・グリーノウが脚本とナレーションを手掛けた作品となっている。そのラストシーンではジョージ・グリーノウが独自に開発・製作した約7.7kgの特殊カメラ装置を用いて撮影した革新的な水中映像が披露されており、この画期的な映像にふさわしいサウンドトラックを探していたジョージ・グリーノウは“Echoes”を聴いて、その23分に及ぶ演奏時間が映像と見事に一致することに気づいて、「これしかない」と確信したという。

しかし、彼らには使用料を支払う予算がなかった。そのため提案されたのが、「映画側は楽曲を使用できる代わりに、ピンク・フロイドはその映像をライヴ公演での背景映像として使用できる」という取り決めだった。双方がこの案に満足し、合意が成立することとなっている。

ジョージ・グリーノウは“Echoes”について次のように語っている。「母がこのレコードを買ってきてくれるまで、“Echoes”を聴いたことはありませんでした。聴いた瞬間、『なんてことだ、これこそサウンドトラックだ!』と思ったんです。使用について相談し、私たちはピンク・フロイドと合意に達しました。みんな笑顔でしたよ。それからもう50年以上が経ちますが、この映像も音楽も、今なお革新的に見え、革新的に響いています。このプロジェクトがこうして実現することを本当にうれしく思っていますし、再びピンク・フロイドと仕事ができるなんて素晴らしいことです。壮大なサウンドと壮大な映像。それに勝るものはありません」

リリースの詳細は以下の通り。

ピンク・フロイド 『おせっかい(55周年記念盤)』
PINK FLOYD/MEDDLE(San Tropez Orange Marble Vinyl)
2026年10月21日発売 SIJP-248 完全限定盤
輸入盤国内仕様 San Tropez Orange Marble Vinyl(180g重量盤)
税込¥4,400(税抜¥4,000)日本独自帯・解説・歌詞・対訳付
SIDEA
1. 吹けよ風、呼べよ嵐 One of These Days
2. ピロウ・オブ・ウィンズ A Pillow of Winds
3. フィアレス Fearless
4. サン・トロぺ San Tropez
5. シーマスのブルース Seamus
SIDEB
1. エコーズ Echoes

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