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フー・ファイターズのフロントマンであるデイヴ・グロールはデヴィッド・ボウイと初めて会ったときのことを振り返っている。
フー・ファイターズは4月24日に通算12作目となるニュー・アルバム『ユア・フェイヴァリット・トイ』をリリースすることが決定しており、その一環でニック・グリムショウとアンジェラ・ハートネットによるポッドキャスト『ディッシュ・フロム・ウェイトローズ』に出演している。
番組内でデイヴ・グロールはデヴィッド・ボウイとの逸話について語っており、フェスティバルでライヴを観た直後にスタジオでデヴィッド・ボウイと顔を合わせることになった時のことを振り返っている。
デイヴ・グロールは次のように語っている。「Vフェスティバルかなんかでデヴィッド・ボウイのパフォーマンスを観た直後だったんだ」
「ザ・プロディジーやデヴィッド・ボウイが出演して、たまたま自分たちも出演していた。自分はフォトピットに立っていて、デヴィッド・ボウイのすぐそばだった。まさに自分の頭の上でデヴィッド・ボウイが歌っていたんだ。別世界みたいな感じで、宗教的な体験のようだった。『彼は天使だ。すごい』という感じだったよ」
しかし、その直後にスタジオでデイヴ・グロールはデヴィッド・ボウイと対面で会ったとのことで、畏敬の念を伝えようとしたものの、失敗に終わったことを明かしている。
デイヴ・グロールは次のように語っている。「スタジオでデヴィッド・ボウイに会って、話をさせてもらったんだ。『ついこの間、あなたのライヴを観たんです。ここであなたを目の前にして実際に会えるなんて、なんていう成り行きでしょう』と言ったよ。そうしたら、デヴィッド・ボウイが『どうだった? どう思った?』と訊いてきたんだ。『しまった』と思ったね」
不意を突かれたデイヴ・グロールは最悪の返答を口走ってしまったという。「それで口をついて出てきたのは、本当にバカだけど、『最初に気づいたのはあなたの欠点の数々でした』という言葉だったんだ。すぐに撤回したよ。どうやってあそこから切り抜けたのか、覚えていない。なんてことをしてしまったんだと思ったね。誰にも言わないようなことだった。ひどい話だろ?」
そんな出来事があったにもかかわらず、デイヴ・グロールはスタジオで息を呑むようなデヴィッド・ボウイのすごさを目の当たりにしたという。「誓って言うけれど、ワンテイクだったんだ。まさにあの声だった。エフェクトなんか一切ない。そのままだった。鳥肌が立ったよ。『なんて人を励ます美しい声なんだろう。本物だ』と思ったね」
デイヴ・グロールは過去にデヴィッド・ボウイとのコラボレーションを希望していたが、デヴィッド・ボウイに断られた時に逸話も明かしている。
デイヴ・グロールはデヴィッド・ボウイに映画のために一緒に曲に参加してもらえないか尋ねたところ、デヴィッド・ボウイは「それは僕がやることじゃない」と答えたという。
手紙のやりとりは続いたものの、デヴィッド・ボウイは次の言葉でやりとりを終わらせたと明かしている。「もういいだろ。決まったんだ、だから、失せてくれ」
それが冗談だと分かった時、デイヴ・グロールは安堵の溜息をついたという。「数分間、すべてを失わせるような不安から解放されたことで、全身の筋肉がゆるんだよ。リヴィング・ルームの椅子に沈み込んで、生き返ったよ。神に感謝だね。デヴィッド・ボウイが本当に失せろと思ってないことを知って、息をつけたよ(もし、そうだったとしても、最高に素敵なやり方だから、よもや光栄でもあったね)」
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