Photo: Lawrence Watson

デーモン・アルバーンはウォー・チャイルドのアルバム『ヘルプ(2)』に提供されたパルプの楽曲にも参加していることを明らかにしている。

戦争の影響を受けた子どもたちの保護、教育、そしてメンタルヘルス支援に取り組むウォー・チャイルドに資金を募るチャリティ・アルバム『ヘルプ(2)』は豪華アーティストが参加したもので、3月6日にリリースされる。

1995年発表のコンピレーション・アルバム『ヘルプ』はオアシス、ブラー、レディオヘッド、オービタル、ポーティスヘッド、マッシヴ・アタック、スウェード、シネイド・オコナー、マニック・ストリート・プリーチャーズ、ザ・ブー・ラドリーズなどが参加していた。

今回の『ヘルプ(2)』にはビーバドゥービー、ベック、ポーティスヘッドのベス・ギボンズ、キャメロン・ウィンター、デペッシュ・モード、ウルフ・アリスのエリー・ロウゼル、イングリッシュ・ティーチャー、エズラ・コレクティヴ、フォールズ、グリーンティー・ペン、オリヴィア・ロドリゴ、サンファ、ザ・ラスト・ディナー・パーティー、ウェット・レッグ、ジョニー・マー、ヤング・ファーザーズらが参加している。

アルバムからは最初の楽曲としてアークティック・モンキーズの2022以来の新曲“Opening Night”が公開されていたが、今回、デーモン・アルバーンがグリアン・チャッテン、ケイ・テンペストとコラボレーションした新曲“Flags”が公開されている。

デーモン・アルバーンは『ヘルプ(2)』への参加についてインタヴューにも応じており、パルプがアルバムに提供した楽曲にも参加していることを明かしている。

デーモン・アルバーンはアップル・ミュージックのマット・ウィルキンソンに対して“Flags”は「メジャー・キーの曲を書こう」として書かれた曲で、まとめた後に「一度諦めていた」アイディアだったと語っている。

「試してみたら、うまくいったアイディアの一つが“Flags”という曲のものだったんだ」とデーモン・アルバーンは説明している。「自分としてはそれを発展させていきたいとは思わなかったんだけど、ジェームス・フォードと(トランスグレッシヴ・レコードの共同創業者である)トビー・Lと話をしている時に『もし興味があれば、ちょっと見てもらえるものがあるよ』って思ったんだ」

「そこからはただ進めていったんだけど、グリアン・チャッテンが参加してくれて、ケイ・テンペストも参加してもらえることになったんだ」

『ヘルプ』はライバル関係にあったオアシスとブラーが共に参加した唯一のアルバムだが、もう一度ウォー・チャイルドのチャリティ・アルバムに参加したことについてもデーモン・アルバーンは語っている。

「振り返ってみても、あの時自分がやっていたことは理解できないんだ」とデーモン・アルバーンは1995年発表の『ヘルプ』に提供した“Eine kleine Lift Musik”について振り返っている。「ちょっと風変わりな抽象的な音楽をやってみたんだ。インストゥルメンタルみたいなね。でも、あの曲はちゃんと完成させられなかった曲だと思う」

「とにかく今回は素晴らしい時間を過ごせた。実際に曲を書いて、一緒に書くことになったんだ。素晴らしかった。ミュージシャンが一緒になって楽しむ本物の感覚があったと思う。もちろん、それは常に僕が支持していることなんだ」

『ヘルプ』はウォー・チャイルドに125万ポンドをもたらすこととなっており、その後も2002年発表の『ワン・ラヴ』、2003年発表の『ホープ』、2005年発表の『ヘルプ!:ア・デイ・イン・ザ・ライフ』、そして2009年発表の『ウォー・チャイルド・プレゼンツ・ヒーローズ』といったチャリティ・レコードがリリースされている。

インタヴューでデーモン・アルバーンは『ヘルプ(2)』にパルプが提供した楽曲でコーラス隊の一人に参加していることについても語っている。その楽曲は“Begging For Change”というタイトルで、多くの著名人の一人としてバッキング・コーラスを担当したという。

「スタジオ2にいたんだけどさ。みんな、あちこちで作業していてね。パルプの曲のコーラス隊にも参加することになったんだ。素敵なことだったよ。本当にね。若い世代のバンドの人たちに加わる形で、いい雰囲気だったよ」

パルプのジャーヴィス・コッカーもザ・リバティーンズのカール・バラー、デクラン・マッケンナ、イングリッシュ・ティーチャー、ブラック・カントリー・ニュー・ロード、ナディア・カデックらと共に“Flags”のコーラスに参加していることが明らかになっている。

アカデミー賞受賞歴のあるジョナサン・グレイザーが『ヘルプ(2)』では撮影/アート・ディレクションのクリエイティヴ・ディレクターを務めており、ジョナサン・グレイザーは子どもたちにカメラを渡して、子どもたちの目線を通してレコーディングを撮影している。今回、“Flags”のレコーディングの模様も公開されている。

グリアン・チャッテンはフォンテインズD.C.としてもアルバムに参加しており、シネイド・オコナーの“Black Boys On Mopeds”をカヴァーしている。

また、プロデューサーのジェームス・フォードは『ヘルプ(2)』への参加を断ったアーティストもいるとして、次のように語っている。「この業界について大きな教訓となったよ。どんな人が喜んでやろうとするのか、という点でね。興味を持ちそうな人たちにも政治的すぎるとか、そういう理由できっぱりと断られた。興味深かったよ」

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