
Photo: Phoebe Fox
アークティック・モンキーズは4年ぶりとなる新曲“Opening Night”が公開されている。
新曲“Opening Night”はウォー・チャイルドによるチャリティ・アルバム『ヘルプ(2)』に収録される。
先日、ウォー・チャイルド・レコードは「ウォー・チャイルドを支援する重要なプロジェクトに取り組んでいるアーティストの集団がいます」として、このプロジェクトを予告していた。
本日、1995年に発表されたチャリティ・アルバム『ヘルプ』から影響を受けたコンピレーション・アルバム『ヘルプ(2)』が3月6日にリリースされることが発表されている。アルバムはジェームス・フォードがプロデューサーを務めており、2025年11月の1週間でほとんどの楽曲がアビイ・ロード・スタジオでレコーディングされたという。
新曲“Opening Night”はこちらから。
1995年発表のコンピレーション・アルバム『ヘルプ』はオアシスとブラーが共に参加した唯一のアルバムで、レディオヘッド、オービタル、ポーティスヘッド、マッシヴ・アタック、スウェード、シネイド・オコナー、マニック・ストリート・プリーチャーズ、ザ・ブー・ラドリーズなどが参加している。
『ヘルプ』はウォー・チャイルドに125万ポンドをもたらすこととなっており、その後も2002年発表の『ワン・ラヴ』、2003年発表の『ホープ』、2005年発表の『ヘルプ!:ア・デイ・イン・ザ・ライフ』、そして2009年発表の『ウォー・チャイルド・プレゼンツ・ヒーローズ』といったチャリティ・レコードがリリースされている。
戦争の影響を受けた子どもたちの保護、教育、そしてメンタルヘルス支援に取り組むウォー・チャイルドはパレスチナ、ウクライナ、スーダン、シリアなどで活動を行っている。
「ジェームス・フォードから連絡をもらって、アルバム『ヘルプ(2)』への参加を打診された時、私たちは曲のアイデアを練り始め、アビイ・ロード・スタジオに集まってレコーディングをしようとしていました」とアークティック・モンキーズはプレス・リリースで述べている。「ウォー・チャイルドが行っている貴重な活動を支援できることは誇りに思いますし、このアルバムが戦争の影響を受けた子どもたちの人生に良い変化をもたらすことを願っています」
ジェームス・フォードは次のように続けている。「ウォー・チャイルドから『ヘルプ(2)』への参加を依頼された時、大変光栄に思いました。オリジナルの『ヘルプ』は自分にとって大きな意味を持つアルバムで、昨今のニュースのサイクルにおいて戦場の子どもたちを支援するという紛れもなく前向きな活動に音楽コミュニティを駆り立てる機会をもらえた時は考えるまでもありませんでした」
「アルバムを作るという経験自体がパワフルなもので、困難な一年が背景にありながらも私にとって人生を肯定する経験になったとも言えるかも知れません。その成果と関わってくれた人全員の努力はものすごく誇りに思います。この特別なレコードを聴いてもらうのが待ちきれません」
数々のオリジナル・トラックに加え、このアルバムは「スタジオで繰り広げられた数々の即興の瞬間を伴うレコーディング・プロセスの共同作業的な性質」を通じて「オリジナルのレコードの精神」を引き継いでいるという。
アカデミー賞受賞歴のあるジョナサン・グレイザーが『ヘルプ(2)』では撮影/アート・ディレクションのクリエイティヴ・ディレクターを務めており、プレス・リリースでは次のように述べられている。「ジョナサン・グレイザーとミカ・リーヴァイによるコンセプトはシンプルなものでした。『子どもたちによる、子どもたちのための』というものです。チームは子どもたちにカメラを渡し、彼らの目を通して世界を見てもらい、観ている人々や関係者全員にこのプロジェクトの意義を常に思い出させるようにしました」
「子どもたちはそれぞれ自分の小型カメラを操作し、スタジオに招かれ、アーティストのレコーディング風景を自由に撮影しました。さらに、ジョナサン・グレイザーのチームはウクライナ、ガザ、イエメン、スーダンのフィクサーや映画製作者と協力し、紛争地帯の子どもたちが現地で撮影した映像を集めました。その結果、音楽を通して支援したい子どもたちとアルバムを繋ぐ素晴らしい作品が生まれました」
ジョナサン・グレイザーは次のように語っている。「この素晴らしい共同作業をチームとしてまとめ、撮影に参加できたことは大変光栄なことです」
アルバムのプレス・リリースには次のように記されている。「1995年にチャリティ・アルバム『ヘルプ』がリリースされた時は世界の子どもの10%が紛争の影響下にありましたが、あれから30年以上を経て今は19%と2倍近くになり、約5分の1となる5億2000万人の子どもが影響下にあります。これは第二次世界大戦以降で最も高い数字です」
「紛争が激化して、資金削減が深刻化する中、ウォー・チャイルドの活動はかつてないほど緊急性を帯びており、これらのアーティストがオリジナルのアルバムにあった集団としての行動の精神を継承していく必要性はかつてないほど高まっていました」
「『ヘルプ(2)』はアルバム以上のものです」とウォー・チャイルドのリッチ・クラークは述べている。「音楽業界が共通の目的のもとに結集すると何ができるかを示す力強い一例となっています。戦争の壊滅的な影響を受けた子どもたちを支援するウォー・チャイルドの重要な活動を支援するために多様なアーティストやクリエイターが結集することになりました。紛争地帯に子どもたちが巻き込まれないようにするという私たちの使命を支援するために、その声、才能、そして時間を惜しみなく提供してくださったすべてのアーティストとチームに心から感謝しています」
「このアルバムが資金を集めるだけでなく、思いやりを行動に移し、戦争を生きる子どもたちを守るためにもっと多くのことをしなければならないという緊急の必要性を人々に認識してもらえることを願っています」
アルバムのトラックリストは以下の通り。
Arctic Monkeys – ‘Opening Night’
Damon Albarn, Grian Chatten, Johnny Marr & Kae Tempest – ‘Flags’
Black Country, New Road – ‘Strangers’
The Last Dinner Party – ‘Let’s Do it again!’
Beth Gibbons – ‘Sunday Morning’
Arooj Aftab & Beck – ‘Lilac Wine’
King Krule – ‘The 343 Loop’
Depeche Mode – ‘Universal Soldier’
Ezra Collective & Greentea Peng – ‘Helicopters’
Arlo Parks – ‘Nothing I Could Hide’
English Teacher & Graham Coxon – ‘Parasite’
Beabadoobee – ‘Say Yes’
Big Thief – ‘Relive, Redie’
Fontaines D.C. – ‘Black Boys On Mopeds’
Cameron Winter – ‘Warning’
Young Fathers – ‘Don’t Fight the Young’
Pulp – ‘Begging for Change’
Sampha – ‘Naboo’
Wet Leg – ‘Obvious’
Foals – ‘When The War is Finally Done’
Bat For Lashes – ‘Carried My Girl’
Anna Calvi, Ellie Rowsell, Nilüfer Yanya & Dove Ellis – ‘Sunday Light’
Olivia Rodrigo – ‘The Book of Love’
『ヘルプ』は2020年にも25周年を記念して再発されており、この時に初めてストリーミング・サービスでも音源が公開されている。昨年、『ヘルプ』は30周年を記念して7インチ・ボックスもリリースされている。
ウォー・チャイルドはブリット・アウォーズの週に一連のチャリティ公演を行うことも決定しており、ファットボーイ・スリム、マイルズ・スミス、ランブリーニ・ガールズらが貴重な公演を行うことが発表されている。
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