Photo: Phoebe Fox

ブラーは2023年7月に行われたウェンブリー・スタジアム公演より“The Universal”のライヴ映像がYouTubeで公開されている。

このライヴの模様はドキュメンタリー・フィルム『ブラー:トゥー・ジ・エンド』と共に、映画『ライヴ・アット・ウェンブリー・スタジアム』として今年1月より日本でも劇場公開されている。

“The Universal”のライヴ映像はこちらから。

ドキュメンタリー『ブラー:トゥー・ジ・エンド』についてプレス・リリースでは次のように記されている。「30年以上にわたってバンドメイトを続けてきたデーモン・アルバーン、グレアム・コクソン、アレックス・ジェームス、デイヴ・ロウントゥリーの4人が昨年7月に行われることになった初となるロンドンのウェンブリー・スタジアムを控える中で2023年初頭に再び集まって新曲をレコーディングした、その友人関係を追ったものになります」

監督のトビー・Lは本作について次のように語っている。「私達が作りたかったのは、観客がいつ観ても飽きないコンサートフィルムだった。ショーが進むにつれて、新しいアングル、ショット、視点をフィーチャーし、展開するようにしたかった。生々しく、エキサイティングで、危険でありながら、突然反転して、完全にロマンティックで美しいと感じられるような作品にする必要があった」

トビー・Lは次のように続けている。「同様にブラーのレパートリーの幅広さと多様性を前面に押し出すために、テンポ、コントラスト、感情のバリエーションを確保する事が編集のアプローチとなった」

アレックス・ジェームスはドキュメンタリーについて次のように語っている。「ここ10年間、ほとんど連絡を取っていなかった。前に活動を休止した時もアルバムを作るのにここまで長くはかからなかった。でも、4人が一つの部屋に集まってすぐに素晴らしいことになったんだ。19歳の時とまったく同じだったよ」

グレアム・コクソンは次のように続けている。「90年代は非常に強烈な時期だった。恋愛とか結婚とか、そういうものと同じようなレベルだったんだ。離れている間は他の友人関係だったり、自分を回復させるのに必要な時期だったと言っていいと思う」

『ザ・バラード・オブ・ダーレン』をレコーディングするために集まった経緯についてデーモン・アルバーンは次のように語っている。「誰ももう1枚アルバムを作ることになるなんて思っていなかった。特にこんなふうなアルバムはね。だから、挑戦して、できる限りいいものにしたいと思ったんだと思う」

「僕らは全員すごく複雑な人生を送ってきたからね。今回、4人だけで一緒に過ごせてラッキーだったよ。それが素晴らしいところだったんじゃないかな」

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