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ブラーのベーシストであるアレックス・ジェームスは2026年に「ブリットポップ・クラシカル」ツアーをUKで行うことを発表している。

アレックス・ジェームスは今夏に行われた「ビッグ・フェスティバル」で「ブリットポップ・クラシカル」のステージを初披露したが、今回、初めてイギリスでツアーが行われることを発表している。

このステージはブリットポップ時代のヒット曲を生のオーケストラと共に披露するもので、俳優のフィル・ダニエルズ、リパブリカのサフロン、リーフのゲイリー・ストリンガーといったスペシャル・ゲストが参加する。その他のゲストは後日発表される。

バンドはブラー、オアシス、パルプ、スーパーグラスといったバンドのヒット曲を演奏する。

「これらの曲は最初にリリースされた頃より今のほうが人々にとって大きな意味を持っている。私の子どもたちの世代にも通ずるものなんだ」とアレックス・ジェームスは説明している。

「オーケストラ、素晴らしいバンド、古い友人たち、スペシャル・ゲストと共にそうした曲に命をもう一度吹き込んだことでフェスティバルでは大成功を収めたんだよね。このライヴをツアーに持っていくのが待ちきれないよ」

ツアーは3月11日に由緒あるロイヤル・アルバート・ホールで行われる公演から始まり、バーミンガム、マンチェスター、ブライトン、ノッティンガム、ニューカッスル、グラスゴー、シェフィールドで公演が行われる。

6月と7月には夏の野外公演が行われることも決定しており、スカボロー・オープン・エアー・シアター、ハリファックスのザ・ピース・ホール、マーゲイトのドリームランド、ラティテュード・フェスティバルで公演が行われる。

今年のビッグ・フェスティバルにおいてブリットポップ・クラシカルのステージではトラヴィスのメンバーを招いて、ブラーの“The Universal”が披露されている。

ブラーは『ザ・グレート・エスケープ』の30周年記念盤が12月12日にリリースされることが決定している。

1994年に発表された『パーク・ライフ』に続く『ザ・グレート・エスケープ』は1995年9月11日にリリースされており、今年で30周年を迎えている。アルバムには“Country House”や“The Universa”、“Stereotypes”、“Charmless Man”といった楽曲が収録されており、全英アルバム・チャートで初登場1位を獲得している。

30周年を記念して、ブラーはアルバムを新たにハーフ・スピード・マスタリングされた2枚組カラー・アナログ盤でリリースすることを発表している。

30周年記念盤はディスク1には通常盤の15曲が収録され、ディスク2には当時のレアなB面曲やボーナストラックが収録されており、その中にはアナログレコード未収録曲も含まれている。どちらもイエローとターコイズブルーのヴァイナルに、アーティスト兼デザイナーのトニー・ハンによる新たなアートワークをフィーチャーしたゲートフォールド・カヴァーが採用されている。

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