ブラーのフロントマンであるデーモン・アルバーンがカニエ・ウェストへの自身の考えを明かし、むしろみんな彼を見習ったほうがいいと語っている。
デーモン・アルバーンは先日、「ノイジー」によるグライムMCのカノとのビデオ・インタヴューに応じている。二人はカノのニュー・アルバム『メイド・イン・ザ・メイナー』でコラボレーションを行っている。
「バック&フォース」と題された対談のなかで、なぜデーモン・アルバーンはソーシャル・メディアを使わないか、次のように説明している。「ソーシャル・メディアに関することって、その時、自分がどうなっているかのことであって、それに答える時のことじゃないわけだよね」
彼はこう続けている。「だから、僕は距離を取っているんだ。だって、昨日の晩、酔っ払ってる時に自分が言ったことに制限されたくないからね。きっと、すごく多くのトラブルを生むことになるよ。だって、場合によっては極めて強硬な意見も持ってるわけだからさ」
カニエ・ウェストも「デーモン・アルバーンのような姿勢」を持つべきか尋ねられると、デーモン・アルバーンは次のように語っている。「まあ、カニエのことは最初の時から知ってるからね。彼のアイデアのなかには素晴らしいものがあるよ。悪いものもあるけどね。でも、そんなことはどうでもよくて……彼は間違いなく興味深いんだ。おとなくしてるくらいだったら、むしろみんな彼のようになったほうがいいよね」
「もしもカニエ・ウェストのマネージメントをやることになったら、大変だろうけど、お茶の子さいさいなことから始めるね。そこからやっていくよ」
デーモン・アルバーンはカニエ・ウェストの最新作『ザ・ライフ・オブ・パブロ』をまだ聴いていないことを認め、ジェイ・Zの手掛けるストリーミング・サービスであるタイダルでしか配信されていない同作を聴くことにはあまり感心していないようだ。
「タイダルで出てるんだっけ?」とデーモン・アルバーンは訊いている。「最適の場所じゃないと思うんだけどね」
インタヴューの動画はこちらから。
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