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ジューダス・プリーストはオジー・オズボーンとのデュエットとなる“War Pigs”の音源が公開されている。
ジューダス・プリーストはブラック・サバスの最後のライヴを前に“War Pigs”をカヴァーした映像が公開されていた。
デュエットによる“War Pigs”の音源はこちらから。
このトラックができた経緯についてロブ・ハルフォードは7月のカヴァーを聴いたシャロン・オズボーンから連絡をもらったと語っている。「彼女からこのアイディアについて連絡をもらったんだ。『“War Pigs”のカヴァーを気に入ったわ。オジーを起用する方法はある?』と言うから、『私に訊いているのかい? ぜひやろう』と言ったんだ」
「オジー・オズボーンが歌って、私が歌うという感じで、人生を通してもオジー・オズボーンとデュエットできたのは初めてだった。これができたことは有り難いと思うし、永遠に感謝すると思うよ」
この音源によるUKのレーベルの収益はすべてグレン・ティプトン・パーキンソンズ・ファウンデーションとキュアー・パーキンソンズといったパーキンソン病の支援団体に寄付されることも明らかになっている。
先日、ジューダス・プリーストのロブ・ハルフォードはオジー・オズボーンが亡くなったと知った時のことを振り返っている。「亡くなった日に電話をもらったんだ。ホテルの部屋で電話を切った。イングランドのリーズだったと思う。身を丸めて、何時間も号泣してしまった。信じられなかったんだ。いまだに信じられない。多くの人と同じように今も悲しんでいるよ」
「それで次の日にライヴがあったんだ。この悲劇を、すべての愛を一体どうやって受け止めればいいのだろう、という感じでね。というのも、こんなに愛が溢れ出したことはこれまでなかった。それでライヴをやったんだけど、みんなに会った時にやる曲に辿り着いたんだ。『インヴィンシブル・シールド』に収録されている“Giants in the Sky”という曲なんだけど、音楽界で私たちが大好きで、素晴らしい場所へと旅立った人たちのことを歌っている曲なんだよ。レミー、ロニー・ジェイムス・ディオ、ポール・ディアノ、ハントレスのジル・ジェイナス、クリス・コーネル、そして偉大なるジャニス・ジョプリンやフレディ・マーキュリーだよね。そのライヴではオジー・オズボーンも最後に加えたんだ」
「今、彼のことを話すことができて嬉しいし、ずっと彼のことを話していくべきだね。ロニー・ジェイムス・ディオやレミーのことを話しているようにね」とロブ・ハルフォードは続けている。「みんな、私の友人だった。祝福しなきゃいけない。それが悲しみを乗り越える助けになる。みんな、思い出や喜び、素晴らしい時間を思い出すと思うけど、オジーについてもそうしていくんだ」
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