
Photo: GETTY
ゴジラのジョー・デュプランティエはオジー・オズボーンが亡くなったことを予期せぬ形で知ったことを明かしている。
オジー・オズボーンは現地時間7月22日に亡くなっている。享年76歳だった。オジー・オズボーンは現地時間7月5日に地元バーミンガムで最後のライヴ「バック・トゥ・ザ・ビギニング」も行っている。
最後のライヴ「バック・トゥ・ザ・ビギニング」にはゴジラも出演しており、ロック/メタル界の錚々たるアーティストが一堂に会することとなっている。オジー・オズボーンが亡くなったことが発表された時、ゴジラはイスタンブール公演の最中で、その公演で“Flying Whales”をオジー・オズボーンに捧げたという。
ジョー・デュプランティエはオジー・オズボーンが亡くなったのを知った時のことを『ギター・ワールド』に対して振り返っている。「イスタンブールで公演をやっていたんだ。3曲目に入って、“Backbone”を演奏していたんだけど、あるファンが携帯電話を掲げて、そこには『RIP OZZY』と表示されていたんだ。『どういうことだ? 止めてくれ。今は仕事中なんだ』と思ったよ」
ジョー・デュプランティエは最初は訃報を信じられなかったが、曲間で認めざるを得なかったと語っている。「チャンスがあって、袖に走っていったら、マネージャーが事実だと言ったんだ」
動揺しながらもゴジラは公演をやり遂げなければならなかったが、数週間前に「バック・トゥ・ザ・ビギニング」に出演していたこともあり、観客に訃報を伝えなければならないと思ったという。
「観客にはそのまま伝えた。ギミックを交えるようなことはしたくなかった。反応はすごかった……オジー・オズボーンのために“Flying Whales”を演奏したら、みんながライトを掲げてくれた。泣いている人も見えたよ」
オジー・オズボーンについては故郷バーミンガムで葬列が市街を巡り、数千人の人たちが参列することとなっている。その後、プライベートの葬儀はバーミンガムシャーにある自宅敷地内で行われ、エルトン・ジョンやメタリカのメンバーが参列する中で埋葬されている。
訃報を受けて、音楽界からは多くの追悼の声が寄せられており、アリス・クーパー、エルトン・ジョン、グリーン・デイのビリー・ジョー・アームストロング、ジャック・ホワイト、ヤングブラッド、ゴーストらがオジー・オズボーンに追悼の意を表している。
ジューダス・プリーストのロブ・ハルフォードもオジー・オズボーンが亡くなったと知った時のことを振り返っている。。「亡くなった日に電話をもらったんだ。ホテルの部屋で電話を切った。イングランドのリーズだったと思う。身を丸めて、何時間も号泣してしまった。信じられなかったんだ。いまだに信じられない。多くの人と同じように今も悲しんでいるよ」
Copyright © 2025 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.




