Photo: Andy Ford for NME

コールドプレイのクリス・マーティンは大規模なUK公演が始まるのに先立って、ヨークシャーのパブでシークレット・ライヴを行っている。

クリス・マーティンは現地時間8月14日にソワービー・ブリッジにあるパズル・ホール・インをサプライズで訪れて、即興でライヴを行っている。

コールドプレイは8月18日からハルのクレイヴン・パークでライヴを行う予定となっており、その後ロンドンのウェンブリー・スタジアムで10公演を行うことが決定している。

クリス・マーティンはシークレット・ライヴを通して観客と会話を交わして、冗談を飛ばしている。「普段は250人のクルーがいるんだ」とクリス・マーティンは言いながら、野次を飛ばした観客を揶揄している。「最後にブーイングを受けたのはルーマニアで60000人からだからね……君なんて何でもないよ」

この日の公演でクリス・マーティンはホイットニー・ヒューストンの“I Want To Dance With Somebody”のカヴァーを披露したが、歌詞を知らなかったことに気づいて、途中で歌詞を変更しながら歌っている。「二番の歌詞を知らないから、みんなのために歌うよ。僕のことをそんなに好きじゃなかったら、ブーイングしてもらっていい」

ライヴの終盤、クリス・マーティンは予想外のライヴを観に来てくれたことに感謝し、これはこれから始まる大きなライブのためのミニリハーサルのようなものだと説明している。クリス・マーティンはハル公演のために近くに泊まっており、会場までは自転車まで来たという。

「パズル・ホール・インで演奏させてもらったことに感謝しているよ。普段は自分たちだけでリハーサルをやるんだけど、仲間がいてよかったよ」とクリス・マーティンは語り、ハル公演ではエルトン・ジョンのカヴァーを披露するつもりだと述べている。

「この人と話をさせてもらったから、彼の曲をやるつもりなんだ」とクリス・マーティンは語って、“Rocket Man”を披露している。「このことを秘密にしてもらえる人はどれぐらいだろう? 93%くらいかな」

クリス・マーティンは最後に次のように語っている。「みんなの庭で演奏させてもらったことに心からお礼を言いたい。月曜日にはハル公演で南部出身の僕にみんながやさしくしてくれたことを思い出すだろうね。感謝しているよ」

コールドプレイはハル公演とロンドン公演の収益の10%をミュージック・ヴェニュー・トラストに寄付することを発表している。

「コールドプレイは世界的なスタジアムを埋め尽くすほどの成功に至る過程で草の根のライヴハウスを回った完璧な例と言えるでしょう」とミュージック・ヴェニュー・トラストのCEOであるマーク・デヴィッドは述べている。「彼らを支えた草の根のライヴハウスに恩返しをして、自らのキャリアを築くためにこれまで以上に奮闘しているアーティストやプロモーターを評価することで、ウェンブリーへの道のりを祝うのを見るのは素晴らしいことです」

ミュージック・ヴェニュー・トラストへの寄付はSJMコンサート、メトロポリス・ミュージック、ライヴ・ネイションといったプロモーター、ブッキング・エージェントのWME、ウェンブリー・スタジアムやクレイヴン・パークといった会場、チケットマスターやシー・チケット、AXSといったチケット業者からも行われる。

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