Photo: GETTY

オジー・オズボーンの妻であるシャロン・オズボーンはブラック・サバスの最後のライヴで受けた溢れるばかりの愛にオジー・オズボーンが感動していたと語っている。

オジー・オズボーンは7月5日にバーミンガムのヴィラ・パークで豪華アーティストが集結したライヴ「バック・トゥ・ザ・ビギニング」を行っており、そこから3週間も経たない7月22日に亡くなっている。

最後のライヴでオジー・オズボーン、トニー・アイオミ、ギーザー・バトラー、ビル・ワードは2005年以来となる形で共演を果たしている。ブラック・サバスはこの日4曲を演奏しており、最後となった“Paranoid”の紹介時にオジー・オズボーンは次のように語っている。「次が最後の曲だ。みんなの応援のおかげで素晴らしいライフスタイルを生きることができた。心の底から感謝しているよ」

今回、シャロン・オズボーンはオジー・オズボーンが亡くなる数日前に最後のライヴがどれだけ意義深いかについて語っていたと『ポールスター』誌に語っている。「あの夜、彼は振り返って、こう言ったんです。『こんなにもたくさんの人が自分のことを好きでいてくれるなんて知らなかったよ』ってね。オジー・オズボーンはずっと自分の世界で暮らしてきたんです」

「オジー・オズボーンにとってビル・ワードともう一度ライヴをすることはものすごく感動的なことでした」とシャロン・オズボーンは続けている。「大きな成功になったと思います。イベントとして一大現象になりましたから。引退する人間が最後のライヴをやって、その公演がストリーミングされ、チャリティも行ったというのは初めてなんじゃないかと思います。あんな風におやすみと言うのも初めてだったし、非常に長いキャリアを終わらせるにあたって完璧な方法だったと思っています」

ライヴにはメタリカ、スレイヤー、パンテラ、アリス・イン・チェインズ、ゴジラ、アンスラックス、スマッシング・パンプキンズのビリー・コーガン、ガンズ・アンド・ローゼズ、トゥールのメンバーらも参加している。

オジー・オズボーンについては妻のシャロン・オズボーンとの生涯を元にした伝記映画が今も製作進行中であると報じられている。

『ヴァラエティ』誌はポリグラム・エンタテインメントの担当者がオジー・オズボーンとシャロン・オズボーンの伝記映画はソニー・ピクチャーズで制作が進められていることを認めたと報じている。ポリグラム・エンタテインメントの担当者は「今は監督の交渉に当たっているが、まもなく発表されるだろう」と述べており、リー・ホールは引き続き脚本を担当するという。

映画ではブラック・サバスやオジー・オズボーンのソロでのキャリアも描かれるが、主に妻にしてマネージャーであるシャロン・オズボーンとの恋愛関係に焦点が当たると見られている。

The Who Official Classic Target Logo Tシャツ
Amazonで見る
価格・在庫はAmazonでご確認ください

Copyright © 2025 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ