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オジー・オズボーンの息子であるジャック・オズボーンは亡くなった父親について「人生をまっとうした」とソーシャル・メディアで思いを述べている。

オジー・オズボーンは現地時間7月22日に亡くなっている。享年76歳だった。オジー・オズボーンは現地時間7月5日に地元バーミンガムで最後のライヴ「バック・トゥ・ザ・ビギニング」を行っており、キュア・パーキンソン病財団、バーミンガム小児病院、エイコーンズ小児ホスピスに多額の寄付を行っている。

プライベートの葬儀はバーミンガムシャーにある自宅敷地内で行われ、エルトン・ジョンやメタリカのメンバーが参列する中で埋葬されている。葬儀の前には葬列がバーミンガム市街を回る形となっており、数千人が参列している。

今回、息子のジャック・オズボーンはソーシャル・メディアで父親の死について触れ、その強い絆の大切さについて説明している。

「父が亡くなってから、何も投稿したくないと思っていました。心があまりに傷ついていたからです」とジャック・オズボーンは述べている。「父は冗長なスピーチを嫌っていたので簡潔に述べたいと思います」

「父は本当に多くの人にとって様々な存在でしたが、自分は有り難く幸運にも父のことを『父さん』と呼べる数少ない一員でした。私の心は悲哀に満ちていますが、愛と感謝でも溢れています。父と14501日を共にできて、それが有り難いことなのは分かっています。次の言葉が父を最もよく表していると思います」

ジャック・オズボーンはハンター・S・トンプソンの言葉を引用して、次のように述べている。「人生とは美しく保存状態の良い身体で無事に墓場へ辿り着くことを目指す旅路であってはならない。むしろ煙の中で横滑りで滑り込み、完全に消耗して、疲れ果てながらも、大きな声で『なんて道のりだったんだ』と言うようなものであるべきだ」

「これが父でした。彼はそう生きて、人生をまっとうしました」とジャック・オズボーンは締めくくっている。「父さん、愛しています」

また、娘のエイミー・オズボーンは死亡証明書をロンドンの役所に提出しており、『ニューヨーク・タイムズ』紙によれば、その職業欄に「ソングライター、パフォーマーにしてロック・レジェンド」と記載されていたことも明らかになっている。

先日、ギーザー・バトラーは最後のライヴでオジー・オズボーンが衰弱した様子を見る「心の準備ができていなかった」と語っている。

「彼はリハーサル・ルームに入るのに2人の介護士と1人の看護師の助けを借りていて、杖を使っていた。オジーだったのは杖が黒く、金や宝石がちりばめられていたことだ」

「いつもの挨拶以外はほとんど口にすることはなく、歌う時も椅子に座っていた。曲のリハーサルをやってんだけど、6曲、7曲やったところで疲れ切っているのが分かった。ちょっと会話はしたけど、昔のオジーと較べると、だいぶ静かだった。数週間の準備を経て、やっとライヴの準備ができたんだ」

「最後の公演からわずか2週間余りで彼がこの世を去るとは誰も思っていなかった。でも、愛するファンの前で最後にもう一度一緒に演奏できたことに心から感謝している。あの夜のファン、そしてすべてのバンド、ミュージシャン、シンガー、ソロ・アーティストからの愛は信じられないほどだった」

ITVの取材に応じたトニー・アイオミは友人の死について「メンバーである私たちにとってはショックだった」と語っている。「昨日、聞いた時、理解できなかった。あり得ないと思ったんだ。前日にもショートメールをもらったばかりだった。事実とは思えない、現実とは思えない感じだったんだ。それで夜に『自分は夢でも見ているんだろうか?』と考え始めた。でも、さっきも言った通り、リハーサルの時も体調はよくなさそうだったんだ」

「あの公演をやるために頑張っていたんだと思う。思うのは、昨日の晩もギーザー・バトラーと話していたんだけれど、彼は公演をやるために頑張っていたと思うんだよね。そして、彼はやり遂げて、ファンに別れを告げた。それが最後だったんだよ」

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