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アリス・クーパーはオジー・オズボーンの訃報を受けて、追悼の意を表したアーティストに加わる形となっている。

オジー・オズボーンは現地時間7月22日に亡くなっている。享年76歳だった。オジー・オズボーンは7月5日に最後のライヴ「バック・トゥ・ザ・ビギニング」を地元バーミンガムで開催していた。

声明で遺族は次のように述べている。「言葉で伝えられる以上の悲しみと共に、愛するオジー・オズボーンが今朝亡くなったことをお伝えしなくてはなりません。彼は家族と一緒で、愛に囲まれていました」

「今は家族のプライバシーに御配慮いただければと思います」

多くのアーティストから追悼の声が寄せられるなかで、アリス・クーパーはオジー・オズボーンに対して抱いていた「計り知れない敬意」について振り返っている。

「今夜は世界全体がオジー・オズボーンのことを悼んでいる」とアリス・クーパーは述べている。「その長いキャリアにおいて仲間たちや世界中のファンから比類なきショウマンにしてカルチャーとしてのアイコンとして計り知れない敬意を集めてきた」

「私はずっとファンがペルソナとして見ていたプリンス・オブ・ダークネスと宮廷道化師の中間のような存在だとしてオジーのことを見ていた。後者は家族や友人に見せていた一面だ」とアリス・クーパーは続けている。「彼はこれまでも、これからもロックンロールのレジェンドであり続けるだろう。ロックンロールはファミリーであり、友愛の精神だ。自分の仲間を失うと、胸が痛む。ブラザーであるオジーのことをもっと知っていたらと思うよ」

「シャロン、ジャック、ケリー、エイミー、オジーの親族に今夜は祈りを捧げます。タイタニックな巨星が逝ったけれど、ロックは続いていく」

アリス・クーパーは7月22日にカーディフでライヴを行っており、公演全体をオジー・オズボーンに捧げている。

オジー・オズボーンとアリス・クーパーは過去にコラボレーションを行っており、1991年発表の“Hey Stoopid”ではオジー・オズボーンがバッキング・ヴォーカルを提供している。この曲にはガンズ・アンド・ローゼズのスラッシュ、スティーヴ・ヴァイ、ジョー・サトリアーニも参加している。

オジー・オズボーンはアリス・クーパーが2008年に発表したアルバム『アロング・ケイム・ア・スパイダー』に収録された“Wake The Dead”にも参加している。

オジー・オズボーンとブラック・サバスは現地時間7月5日にバーミンガムのヴィラ・パークで「バック・トゥ・ザ・ビギニング」と題した最後のライヴを行っており、最後となった“Paranoid”の紹介時にオジー・オズボーンは観客に感謝の言葉を伝えている。「次が最後の曲だ。みんなの応援のおかげで素晴らしいライフスタイルを生きることができた。心の底から感謝しているよ」

ライヴにはメタリカ、スレイヤー、パンテラ、アリス・イン・チェインズ、ゴジラ、アンスラックス、ガンズ・アンド・ローゼズ、トゥールらが参加しており、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのギタリストであるトム・モレロが音楽監督を務め、ジェイソン・モモアが司会を務めていた。

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