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ブラーのフロントマンであるデーモン・アルバーンはオアシスが再結成を果たしたなかでオアシスとブラーのライバル関係についていさぎよく敗北を認めている。

オアシスとブラーは1990年代にライバル関係にあり、そのピークはブラーの“Country House”とオアシスの“Roll With It”が同日にリリースされた、俗に言う1995年の「ブリットポップ対決」の時だった。その後、ブラーとオアシスの関係については軟化している。

ブラーは2023年に再始動する形で復帰作『ザ・バラード・オブ・ダーレン』をリリースして、ウェンブリー・スタジアム公演を行っており、アルバムの制作過程を追ったドキュメンタリー映画『トゥー・ジ・エンド』も公開されている。

一方、オアシスは2024年夏に再結成することを発表して、UK&アイルランドをはじめ、世界各国で再結成公演を行う予定となっており、ロンドンのウェンブリー・スタジアムでは7公演が行われる。

今回、デーモン・アルバーンは『ザ・サン』紙に対してブラーの2公演は「オアシスの7公演によって影を潜めることになった」ことを認めている。

1995年のチャート上の闘いではブラーが勝利を収めたかもしれないが、デーモン・アルバーンはギャラガー兄弟が勝ったことを認めている。「もう明らかだよね。正式にオアシスが闘いにも、キャンペーンでも、すべてに勝利したと言っていいと思うよ」

デーモン・アルバーンは次のように続けている。「彼らが勝者だよ。1位を獲ったんだ。このような圧倒的な証拠の前では喜んで敗北を受け入れるよ。彼らの夏になると思うし、最善を祈っている。みんなも素晴らしい時間を過ごしてほしいと思うよ。僕はまったく違う場所にいることになると思うけどね」

ノエル・ギャラガーとリアム・ギャラガーは7月4日・5日に行われたカーディフ公演から再結成公演をスタートさせており、キャストとリチャード・アシュクロフトをサポート・アクトに迎えて、16年ぶりに共演を果たすこととなっている。

UK&アイルランド公演はこの後、マンチェスター公演、ロンドン公演が行われ、エディンバラとダブリンで公演が行われた後、9月に再びロンドンで2公演が行われる予定となっている。

オアシスの再結成公演はUK&アイルランド公演のほか、北米、南米、オーストラリア、韓国、日本でも公演が行われることが発表されている。41公演に及ぶ2025年の公演は11月23日にサンパウロで行われる公演で締めくくられる。

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