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ブラーのフロントマンであるデーモン・アルバーンは2年前にオアシスは再結成すると語っていたことについて「予言的だった」が、ライヴには足を運ばないと語っている。
2023年、デーモン・アルバーンはオアシスの再結成について「道は開けている」と語り、オアシスが再結成するほうに「実のところ、賭けているんだ」と発言していた。
あれから2年を経て、今回、デーモン・アルバーンはイタリアの『イル・メッサジェッロ』紙に次のように語っている。「オアシスの再結成? 2年前にそうなる、道は整えられていると言ったんだけど、予言的だったよね。遅かれ早かれ二人の兄弟が和解できないはずがない。本当によかったと思うよ」
オアシスの再結成公演を訪れるかと訊かれたデーモン・アルバーンは次のように語っている。「行かないね。文字通りちょっと忙しいんだ」
オアシスとブラーは1990年代にライバル関係にあり、そのピークはブラーの“Country House”とオアシスの“Roll With It”が同日にリリースされた、俗に言う1995年の「ブリットポップ対決」の時だった。その後、ブラーとオアシスの関係については軟化している。
特にデーモン・アルバーンとノエル・ギャラガーは90年代の経験を経て、ゴリラズの楽曲“We Got The Power”でコラボレーションしており、リアム・ギャラガーも2022年にはデーモン・アルバーンのことを「偉大なソングライター」と評している。
デーモン・アルバーンの予定は既に埋まっているとしても、他のブラーのメンバーはオアシスの再結成公演を観に行く可能性があり、デイヴ・ロウントゥリーはオアシスのライブを観たことがないため、「一番乗り」したいと語っている。グレアム・コクソンもオアシスの再結成を望んでいるとして、「彼らにとってもよかったし、ファンにとってもよかった」と述べている。
一方、ベーシストであるアレックス・ジェームスは昨年12月にオアシスの再結成公演について「正直観に行かないと思う」と語っている。
ゴリラズについては今夏ロンドンで展覧会が初めて開催されることが決定している。「ハウス・オブ・コング」と題された展覧会はロンドンのカッパー・ボックスで8月8日から9月3日まで開催される。営業時間は午前10時30分から午後22時までで、チケット価格は25ポンドとなっている。
また、展覧会に合わせて8月29日、8月30日、9月2日、9月3日にはロンドンのカッパー・ボックス・アリーナで特別な4公演が開催されることも決定している。展覧会のチケットを購入した人はライヴのチケットを優先購入できるという。
デーモン・アルバーンはアフリカ・エクスプレスのアルバム『バヒドラ』が7月18日にリリースされることも決定している。
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