
Photo: GETTY
ショーン・“ディディ”・コムズは陪審員によって売春婦の移送で有罪、組織犯罪共謀罪と性的人身取引罪で無罪の判決が下されている。
ショーン・“ディディ”・コムズは1件の組織犯罪共謀罪、2件の売春婦の移送、2件の性的人身取引罪を含む全5件の罪状に対し、無罪を主張していた。
現地時間7月2日、陪審員は3日間にわたり合計13時間かけて審議を行っており、起訴内容について全会一致の判決を下したことが明らかになっている。裁判は5月から行われており、裁判時間のほとんどは検察側の主張に焦点をあてられていた。
組織犯罪共謀罪、キャシー・ヴェンチュラに対する性的人身取引罪、ジェーンという仮名の人物に対する性的人身取引罪についてショーン・“ディディ”・コムズは無罪となっている。
しかし、キャシー・ヴェンチュラらの売春婦の移送、ジェーンという仮名の人物に対する売春婦の移送に関してはショーン・“ディディ”・コムズは有罪となっている。
BBCの報道によれば、ショーン・“ディディ”・コムズは判決が読み上げられる前に子どもたちと祈り、弁護士たちと抱き合っていたとのことで、各判決が読み上げられるたびに法廷は「騒然とした」という。
売春婦の移送は彼が科せられる可能性があった刑期の中で最も短いもので、現在直面している最大刑期は各罪状につき10年となっている。
判決が出た後、ショーン・“ディディ”・コムズの弁護士であるマーク・アグニフィロは、連邦刑務所で数ヶ月を過ごしたショーン・“ディディ”・コムズについて自由の身で法廷を出るべきだと主張している。ショーン・“ディディ”・コムズが最も重大な罪状で無罪判決を受けたことから100万ドルの保釈金でフロリダの自宅に戻れるべきだと提案している。
検察側はこれに対し異議を申し立て、弁護士がショーン・“ディディ”・コムズが有罪判決を受けた売春容疑の深刻さを「軽視している」と非難しました。また、彼が「危険を及ぼす可能性があり」、釈放された場合「裁判所の条件を無視する可能性がある」と主張している。
最終的に裁判官は保釈を退け、量刑の判決が下される秋まで拘置されることとなっている。
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