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ブラーのベーシストであるアレックス・ジェームスはオアシスの再結成について「素晴らしい」として、「多くのバンドが憎み合っているのはひどいことだ」と語っている。
ブラーとオアシスは1990年代のブリットポップの全盛期にライバル関係にあったことで知られており、そのライバル関係を描いた舞台がロンドンのウェスト・エンドで上演されることも決定している。
舞台化の発表は2024年にオアシスとブラーについて数々の報道がなされる中で発表されており、ブラーは2023年発表のカムバック・アルバム『ザ・バラード・オブ・ダーレン』のレコーディングを追ったドキュメンタリー『トゥー・ジ・エンド』が昨年劇場公開されている。
一方、オアシスはこれまでの確執にもかかわらず、ノエル・ギャラガーとリアム・ギャラガーが和解して、オアシスの再結成公演を行うことを発表している。
今回、『ザ・サン』紙のインタヴューでアレックス・ジェームスはグレアム・コクソンが一度脱退したブラー内の確執に触れながら、次のように語っている。「ブラーも素晴らしい状態にあるし、ギャラガー兄弟のことも嬉しく思っているよ」
「ブラーのことで言うと、日々大部分で感じているのは、ちゃんと和解できて、もう一度いい関係にあるという事実だよね。自分の人生において大きな部分を決定づけるようなものがあったとして、そこから追放はされたくないものだろ」
アレックス・ジェームスは先日オアシスの再結成についてギャラガー兄弟にとってもファンにとってもよかったとしつつも再結成公演は「正直観に行かないと思う」と語っていた。
今回、『ザ・サン』紙のインタヴューでアレックス・ジェームスは両バンドの人気の高さについても触れている。「一世代前だもんね」とアレックス・ジェームスは語っている。「でも、曲は今も生きていて、あの頃から生きながらえている。おそらくクラシックという立ち位置にでも達したんじゃないかな」
アレックス・ジェームスは今年のビッグ・フェスティバルでブラー、オアシス、パルプ、スーパーグラスといったブリットポップの名曲をクラシックで演奏する試みを行うことを先日発表している。ライヴ・パフォーマンスと食への取り組みを組み合わせたビッグ・フェスティバルはオックスフォードシャー州キンガムにあるアレックス・ジェームスのコッツウォルズ農場で8月22日から24日にわたって開催される。
先日、ノエル・ギャラガーはオアシスの再結成公演のチケットを巡る混乱について沈黙を破り、オアシスで好きな楽曲についても語っている。
元『NME』フォトグラファーのケヴィン・カミンズによる写真集『ザ・マスタープラン』が刊行されたことを受けた新たなインタヴューでノエル・ギャラガーはチケットを求める人々に驚かされたと語っている。
「大きな騒動にはなると思っていたけど、そのあまりの大きさにちょっとビックリしたよね」とノエル・ギャラガーは語っている。
オアシスの好きな曲を尋ねられると、ノエル・ギャラガーは次のように答えている。「一つ以上挙げてもいいかな? “Supersonic”、“Some Might Say”、“Live Forever”、“Rock’n’Roll Star,”だね」
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