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オジー・オズボーンの妻であるシャロン・オズボーンはブラック・サバスのホログラムによるライヴが実現する可能性はあると語っている。
ブラック・サバスは7月5日に地元バーミンガムのヴィラ・パークで最後のライヴを行うことを発表している。
オジー・オズボーン、ギタリストのトニー・アイオミ、ベーシストのギーザー・バトラー、ドラマーのビル・ワードという結成メンバーによるラインナップでライヴを行うのは20年ぶりとなる。
ブラック・サバスによる最後のライヴは「バック・トゥ・ザ・ビギニング」と題されており、メタリカ、ガンズ・アンド・ローゼズ、スレイヤー、パンテラ、アリス・イン・チェインズ、スマッシング・パンプキンズのビリー・コーガン、コーン、ゴジラらが出演することも決定している。
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのギタリストであるトム・モレロがイベントの音楽監督を担当している。
今回、妻にしてマネージャーであるシャロン・オズボーンは『メタル・ハマー』誌のインタヴューで『ABBAヴォヤージ』スタイルによるブラック・サバスの復活はあり得るのかと訊かれて、「ええ。あり得ると思う」と答えている。
「テクノロジーは進化し続けていて、今ではすごいことができるようになった。だから、今後5年でできるようになることももっとすごいと思う。どんな機会があるかなんて分からないものだから」
2016年から2017年にかけて行われたブラック・サバスのフェアウェル・ツアーには参加しなかったドラマーのビル・ワードが参加することについてシャロン・オズボーンは次のように語っている。「ビル・ワードはずっとオジーとは素晴らしい関係だった」
「言ってきたように4人には目に見えない繋がりがある。彼が参加してくれるなんて最高よね」
シャロン・オズボーンは次のように続けている。「嘘を言うつもりはないし、親友だなんて言うつもりもない。私とビル・ワードの関係はそうじゃない。まったく違う人間だしね。でも、ビル・ワードのことは尊敬しているし、彼が出てくれることになってバンドにとってもファンにとっても本当に嬉しいと思っている」
先日、オジー・オズボーンはブラック・サバスの最後となるライヴのためにジムにもう一度通い出したことが明らかになっている。
プロデューサーのアンドリュー・ワットは衛星ラジオ局「シリウスXM」のハワード・スターン番組でこのことを明かしている。
「彼は問題ないよ。常に身体が思い通りに動いてくれるわけではないというだけのことだ。でも、数日前に話をしたんだけど、ちょっとずつジムに通い始めているみたいなんだ。そうやって最後のコンサートの準備を進めているんだよ」
「彼は実生活でもアイアン・マンなんだ。それに声は何も変わっていない。彼の声はこれまで同様素晴らしいんだよ」
先日、オジー・オズボーンは衛星ラジオ局「シリウスXM」の自身の番組で最後のパフォーマンスがどのようなものになるかについて語っている。
「ブラック・サバスでまとまったライヴをやるつもりはないんだ。でも、いろいろ何曲かやるつもりだよ。自分にできることをやってみるよ。無理のない範囲でね」
フル・ライヴを最後にやったのは2018年となっているオジー・オズボーンは健康状態について次のように語っている。「よくなろうとしているところなんだ。朝起きた時もベッドから飛び降りているよ。バランスは取らなきゃいけないけれど、死んだわけじゃない。まだまだ活発にやっているよ」
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