
Photo: GETTY
オジー・オズボーンはブラック・サバスの最後のライヴがどんなものになるかについて自身の考えを語っている。
先日、ブラック・サバスは7月5日に地元バーミンガムのヴィラ・パークで最後の公演を行うことを発表している。ブラック・サバスの最後のライヴにはメタリカ、スレイヤー、パンテラ、ラム・オブ・ゴッド、マストドン、アリス・イン・チェインズ、ヘイルストーム、ゴジラが出演することも発表されている。
オジー・オズボーンがブラック・サバスのメンバーと共にパフォーマンスを行うことは確定しているが、健康問題のためにどの程度のパフォーマンスになるかは不明となっていた。
今回、オジー・オズボーンは衛星ラジオ局「シリウスXM」の自身の番組で最後のパフォーマンスがどのようなものになるかについて語っている。
「ブラック・サバスでまとまったライヴをやるつもりはないんだ。でも、いろいろ何曲かやるつもりだよ。自分にできることをやってみるよ。無理のない範囲でね」
フル・ライヴを最後にやったのは2018年となっているオジー・オズボーンは健康状態について次のように語っている。「よくなろうとしているところなんだ。朝起きた時もベッドから飛び降りているよ。バランスは取らなきゃいけないけれど、死んだわけじゃない。まだまだ活発にやっているよ」
先日、オジー・オズボーンはインタヴューで「歩くことができない」ことを明かしたが、妻のシャロン・オズボーンは「声に影響はない」と語っている。シャロン・オズボーンは次のように説明している。「パーキンソン病は進行する病気だから、安定させることはできない。身体のいろんな場所に影響を及ぼし、足にも影響している。でも、声はこれまで通り素晴らしいわ」
ヴィラ・パークでトニー・アイオミと共に『NME』のインタヴューを受けた妻のシャロン・オズボーンはオジー・オズボーンは「本当に元気だ」と説明している。
「彼はみんなにありがとうを伝えたいのよ」とシャロン・オズボーンは語っている。「病気のために、そうした機会というものがなかった。でも、今回でその機会が持てることになる」
シャロン・オズボーンは最後のライヴについて「ジャンルを切り拓き、それを次のバンドへと受け継いだパイオニアを称えるもの」になると述べている。「こういうことって大抵は亡くなった時に行われることだけど、生きている間にそれが認められるというのは素晴らしいことだと思う」
「キャリアにおいては、何をやっても前にやっていたことに及ばないという段階はやってくる」とシャロン・オズボーンは語っている。「過去の成功に甘んじて、『みんなは今も好きだと言ってくれているし、売れてもいる。昔ほどのことはできないよ』と言うようなものだけど、それで充分なのよ」
広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!
Copyright © 2025 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.