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ガンズ・アンド・ローゼズ、トゥール、ジェイソン・モモア、ライヴァル・サンズらが追加でブラック・サバスの最後のライヴに出演することが決定している。

ブラック・サバスの最後のライヴには既にメタリカ、スレイヤー、パンテラ、ラム・オブ・ゴッド、マストドン、アリス・イン・チェインズ、ヘイルストーム、ゴジラが出演することが発表されていた。ガンズ・アンド・ローゼズのメンバーであるスラッシュとダフ・マッケイガンも当初の出演者として発表されていたが、今回フル・ラインナップで出演することが決定している。

公演はレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのトム・モレロが音楽監督を務め、司会・進行はジェイソン・モモアが担当する。

ブラック・サバスは地元バーミンガムのヴィラ・パークで7月5日に一夜限りの最後のライヴで復活することが発表されている。オジー・オズボーン、ギタリストのトニー・アイオミ、ベーシストのギーザー・バトラー、ドラマーのビル・ワードという結成メンバーによるラインナップで20年ぶりとなるライヴを行うことになる。

公演の収益はアストン・ヴィラが支援するこどもホスピスに寄付される。

ヴィラ・パークでトニー・アイオミと共に『NME』のインタヴューを受けた妻のシャロン・オズボーンはオジー・オズボーンは「本当に元気だ」と説明している。

「彼はみんなにありがとうを伝えたいのよ」とシャロン・オズボーンは語っている。「病気のために、そうした機会というものがなかった。でも、今回でその機会が持てることになる」

オジー・オズボーンの健康状態についてシャロン・オズボーンは次のように続けている。「みんなも知っている通り、彼はパーキンソン病を抱えている。でも、彼は本当に元気で、声に影響はないわ」

シャロン・オズボーンは『NME』のインタヴューでブラック・サバスが新曲をリリースすることはなく、コンサートは「なおも健在である昔の楽曲を称えるものになる」と語っている。

「キャリアにおいては、何をやっても前にやっていたことに及ばないという段階はやってくる」とシャロン・オズボーンは語っている。「過去の成功に甘んじて、『みんなは今も好きだと言ってくれているし、売れてもいる。昔ほどのことはできないよ』と言うようなものだけど、それで充分なのよ」

シャロン・オズボーンは最後のライヴについて「ジャンルを切り拓き、それを次のバンドへと受け継いだパイオニアを称えるもの」になると述べている。「こういうことって大抵は亡くなった時に行われることだけど、生きている間にそれが認められるというのは素晴らしいことだと思う」

参加する豪華ラインナップについてシャロン・オズボーンは次のようにコメントしている。「最後に全員が集まった時の写真を想像できる? アイコンが大集合よね。最後の写真はとんでもないものになるだろうし、歴史に残ると思うわ」

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