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マドンナは『ヴォーグ』誌の表紙を飾ったサブリナ・カーペンターに賛辞を寄せている。

サブリナ・カーペンターは『ヴォーグ』誌の2025年3月号の表紙を飾ることとなっている。この表紙については1991年にマドンナが表紙を飾った『ヴァニティ・フェア』誌の表紙と非常に似ていることが多くの人によって指摘されている。

サブリナ・カーペンターの表紙を撮影したのはマドンナの『ヴァニティ・フェア』誌の表紙も手掛けた長年のコラボレーターであるスティーヴン・マイゼルとなっている。

サブリナ・カーペンターの写真はドルチェ&ガッバーナがデザインした青のサテンによるコーン・ブラ・コルセット・ミニ・ドレスを着用したものとなっている。その点でもマドンナが1990年の「ブロンド・アンビション」ツアーで着用していたジャン・ポール・ゴルチエのコーン・ブラとの類似性が指摘されている。

マドンナはそのことに気づいたようで、サブリナ・カーペンターのインスタグラムに投稿された『ヴォーグ』誌の表紙について冗談めかして次のようにコメントを寄せている。「これは私へのヴァレンタイン・デイのプレゼントかな?」

スティーヴン・マイゼルはイタリアの『ヴォーグ』誌でも1991年にマドンナを撮影している。

サブリナ・カーペンターは2024年のMTVビデオ・ミュージック・アウォーズでも1991年のアカデミー賞授賞式でマドンナが着ていた白いスパンコールのボブ・マッキーのガウンを着用して、“Like A Prayer”にオマージュを捧げている。

先日、サブリナ・カーペンターは彼女のイメージに対するストック・エイトキン・ウォーターマンの発言について反論している。「私のメッセージは常にクリアだった。セクシュアリティに自信のある女の子が手に負えないのなら、私のライヴに来ないでほしい」

サブリナ・カーペンターが外見で判断されることは「新しいことではない」として次のように続けている。「女性アーティストはずっと辱められてきた。2000年代はリアーナで、1990年代はブリトニー・スピアーズで、80年代はマドンナだった。そして、今は私。女性パフォーマーは歌詞や服装、パフォーマンスにおいてセクシュアリティを受け入れるべきではないといつも言われてきた」

サブリナ・カーペンターは次のように続けている。「まったくもって時代に逆行している。私を侮辱する人たちは私がセルフケアやボディ・ポジティヴ、失恋に話をしてもコメントはしない。どれも普通の25歳だったら経験することなのに。私のパフォーマンスのセクシャルな側面についてだけ話をしたいのよ」

サブリナ・カーペンターは昨年リリースされた最新作『ショート・アンド・スウィート』に5曲の新曲を追加したデラックス・ヴァージョンが2月14日にリリースされることが決定している。デラックス・ヴァージョンにはドリー・パートンとのコラボレーションとなる“Please Please Please”のリミックスも収録される。

また、サブリナ・カーペンターは現地時間3月1日にロンドンのO2アリーナで開催されるブリット・アウォーズ授賞式でグローバル・サクセス賞を受賞して、パフォーマンスも披露することが発表されている。サブリナ・カーペンターはインターナショナル・アーティスト賞とインターナショナル楽曲賞にもノミネートされている。

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