今週の2月25日と26日にデビュー・アルバム『サイコキャンディ』再現ライヴを日本で行うジーザス&メリー・チェインだが、ウィリアム・リードの弟にしてヴォーカリストのジム・リードが名作『サイコキャンディ』について語っている。
今回の来日公演は昨年11月に予定されていたものの、ウィリアム・リードの急病のために延期となっていた。ライヴは一部で『サイコキャンディ』以外の代表曲を演奏した後、二部で『サイコキャンディ』全曲が披露されるものとなる。ウィリアム・リードの体調についてもすっかり回復したという。
アルバム『サイコキャンディ』について「NME Japan」のインタヴューでジム・リードは次のように語っている。「1985年の夏に僕たちが時間を費やして作ったアルバムなんだ。思い出というか、人生の大きな塊のような感じかな。懐かしいファイルや当時の自分たちをビデオで見ているるような感じになるんだ。こんなに時間が経っているのに、こんなにたくさんの人に関心を持ってもらえているなんて嬉しいよ。あのアルバムを作ったときは、長く聴き続けてもらえるような作品をつくりたいと思っていたからね。これだけ時間が経っているのに、すごいことだよ」
リリースした当時のことは次のように語っている。「当時は、なんというか、急にミュージック・シーンでジーザス&メリー・チェインの人気が爆発したような感じだったんだ。数枚のシングルをリリースしただけなんだけど、暴力的なライヴがあったりしてね。多くの人は僕たちのバンドの名前を聞いたことがあったんじゃないかな。個人的には反感を買っているような、ブーイングされているような気持ちだった。アルバムは多くの人にとって想像していたのと違ったんじゃないかな。多くの人はシングルと、そのB面の曲がたくさん入ると思っていたんじゃないかな。でも、すごくクオリティーの高い作品でみんなビックリしてくれたんだ。『サイコキャンディ』は、すべてのトラックがシングルになり得たとは思うんだけどね。それが当時、人を驚かせたんだと思う。当時はなかなか良い評価を受けていたと思うよ」
1985年リリース当時の『NME』による『サイコキャンディ』のレヴューはこちらから。
https://nme-jp.com/reviews/6521/
来日公演については次のように語っている。「ライヴは、『サイコキャンディ』が好きなら楽しめると思うよ。ロック・ショウになる。誰も殺したりしないし(笑)、鶏の頭を食いちぎったりもしないし(笑)、全力を尽くして『サイコキャンディ』の曲を演奏するよ」
今回の来日公演は、本サイト「NME JAPAN」が企画・主催するもので、「NME JAPAN presents NME ICONIC ALBUM」と題して開催される。
公演の詳細は以下の通り。
NME JAPAN presents NME ICONIC ALBUM
THE JESUS & MARY CHAIN
“PSYCHOCANDY” 30th Anniversary Japan Tour
大阪公演
2016年2月25日(木) umeda AKASO
開場 18:00/開演 19:00
スタンディング 8,800円(1ドリンク代別・税込)
東京公演
2016年2月26日(金) 豊洲PIT
開場 18:00/開演 19:00
スタンディング 8,800円(1ドリンク代別・税込)
※会場がEX THEATER ROPPONGIから変更になっています。御注意ください。
更なる公演の詳細は以下のサイトで御確認ください。
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