ブラック・サバスのベーシストであるギーザー・バトラーはオジー・オズボーンがブラック・サバスの最後のパフォーマンスとして考えている計画について語っている。
ここ数ヶ月にわたってブラック・サバスのメンバーは一度限りの再結成公演を行う可能性について口にしている。今年5月、オジー・オズボーンは結成メンバーであるドラマーのビル・ワードが参加したブラック・サバスとしての最後の公演を行う「チャンスがあったら飛びつく」だろうと語っていた。
先日、ギーザー・バトラーも改めて最後のライヴをやることに同意していることを明かしている。
今回、ギーザー・バトラーは『ライフミニッツ』のインタヴューでオジー・オズボーンと連絡を取り合っていることを明かして、次のように語っている。「オジーとは話をしているんだ。彼はブラック・サバスとしてのフェアウェル公演を今もやりたいと思っていて、どうしてもやりたいと思っているんだ。彼はそれが最後のコンサートとなることも考えていて、私たち4人をステージに上げて、3〜4曲やることになるんじゃないかな。それで終わりになるんだ」
ギーザー・バトラーはこの公演は実現するとしても「一度限りになる」としており、ブラック・サバスの再結成みたいなものではないと語っている。「間違いなくこれ以上ツアーをやることはないよ」
先日、『マッドハウス・クロニクルズ』に出演したオジー・オズボーンはバーミンガム・アリーナで行われた現時点で最後のライヴを振り返りながら、「ビルがいなかったことが悲しいよ」と語っている。ビル・ワードはブラック・サバスの再結成に参加する予定だったが、「不当な契約」を理由に辞退している。
オジー・オズボーンは「ブラック・サバスは終わったわけじゃない」として次のように続けている。「他のメンバーがビルともう1回ライヴをやりたいということで、チャンスがあったら飛びつくだろうね。どんなのがクールだと思う? クラブかなんかで発表せずにやったりしてね。クラブで始めるんだ」
今年1月、オジー・オズボーンの妻であるシャロン・オズボーンはオジー・オズボーンがライヴから引退する前に「お別れを告げる2つの公演」を計画していることを明らかにしている。
ビル・ワードもツイッターでブラック・サバスとして最後の公演をやることに言及して、次のように述べている。「みんなの昔のお気に入りの曲を演奏するのには賛成です。当時も演奏するのは大好きだったから、最後に一度演奏したいと思っています」
ギタリストのトニー・アイオミももう一度ブラック・サバスの最後のライヴを行うことについて自身の見解を語っている。「そんなことになったら素敵だけれど、実現するかどうかは別だからね。でも、様子を見てみるよ。だって、誰にも分かりっこないからね」
昨年11月、オジー・オズボーンは長きにわたる医療処置と手術の末に二度とライヴをしない「事実を受け入れなきゃいけない」とも語っている。
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