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ブラック・サバスのベーシストであるギーザー・バトラーは地元アストン・ヴィラFCのブラック・サバス仕様のユニフォームが作られたことを受けて「夢が叶った」と述べている。

アストン・ヴィラFCは背中にブラック・サバスのロゴが入ったユニフォームを10月30日にヴィラ・パークで開催されたクリスタル・パレスFC戦で着用している。試合はクリスタル・パレスFCが2対1で勝利しており、カラバオ・カップ準々決勝進出を決めている。

オジー・オズボーンとギーザー・バトラーはアストン・ヴィラFCの大ファンとして知られており、今年7月に公開されたホーム・ユニフォーム決定の動画にも出演していた。

ブラック・サバスの“Paranoid”が使われたこの動画には現監督のウナイ・エメリ、現選手のオリー・ワトキンス、エミリアーノ・マルティネス、ジョン・マッギンも出演している。

今回、ギーザー・バトラーは23分にアストン・ヴィラの同点ゴールを決めたFWジョン・デュランの写真を投稿して、ブラック・サバスのロゴが入ったユニフォームを紹介している。

ギーザー・バトラーはユニフォームにバンドのロゴが使われた意味合いについて次のように述べている。「夢が叶ったようだ。私の人生でもう一つ愛情を注いでいるアストン・ヴィラFCが今日の試合でブラック・サバスのロゴが入ったユニフォームを着てくれたんだ。私のような生涯の熱狂的ファンにとって、これ以上クールなことはない」

試合に先立って、アディダスはブラック・サバスのロゴが入ったユニフォームとスパイクのプレデターを紹介していて、「不気味なものが登場。闇のプレデターとプリンス・オブ・ダークネスだ」とキャプションに添えている。

オジー・オズボーンは先の動画で自らを「バーミンガムから生まれた最大のフロントマン」と評しており、ブラック・サバスのロゴが入ったユニフォームについてプレス・リリースでは次のように述べている。「私が好きな色はずっと黒と紫なんだ。これは50年以上にわたってブラック・サバスの色だ。トニー・アイオミ、ギーザー・バトラー、ビル・ワード、そして私は今回のことを非常に光栄だと思っているよ」

この限定ユニフォームについて説明文には以下のように記されている。「アストン・ヴィラ・ストアで数量限定で販売されるこのユニフォームは、オズボーンとブラック・サバスの功績をファンに広め、サッカーとロックの両方のサポーターに歴史の一部を形あるものとして提供します」

ブラック・サバスについてはバンドの結成メンバーで一度限りの再結成公演を行う可能性が取り沙汰されている。

今年5月、オジー・オズボーンはビル・ワードが参加したブラック・サバスとしての最後の公演を行う「チャンスがあったら飛びつく」だろうと語っている。「ビルがいなかったことが悲しいよ。ドラマーのトミー・クラフェトスはいい仕事をしたと思うけど、彼はビル・ワードじゃないからね」

ギーザー・バトラーは彼とオジー・オズボーンはライヴを行うことについて「合意している」と語っており、シャロン・オズボーンはオジー・オズボーンがライヴから引退する前に「お別れを告げる2つの公演」を計画していることを明らかにしていた。

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