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エルトン・ジョンが亡くなったデヴィッド・ボウイと、最後は決して仲が良くなかったことを明かしている。

『イヴニング・スタンダード』紙のインタヴューに答えたエルトン・ジョンは、デヴィッド・ボウイとの友情の変遷について語っている。「デヴィッドと僕は最後は親友ではなかったんだよね。本当に良き友人として付き合いが始まって、マーク・ボランなんかとよくつるんで、ゲイ・バーに行ったりしてね、でも離れていくことになったしまったと思ってる」

そして、自身に対してかけられた罵りの言葉についても明かしている。「デヴィッド・ボウイはかつて米『ローリング・ストーン』誌のインタヴューで、僕のことを“ロックンロールの安手の男娼”と呼んだことがあってね。それを見て、ちょっと自惚れてんなと思ったんだ。彼は僕の性に合わなかったし、僕も彼の性に合わなかったんだよ」

晩年のデヴィッド・ボウイについては次のように語っている。「でも、彼は品位のある形で自身の死を扱ったよね。本当に良かったよ。数年前にベルリンで心臓発作になったのは知ってた。でも、ガンについては知らなかったんだ」

今月、ニュー・アルバム『ワンダフル・クレイジー・ナイト』をリリースしたエルトン・ジョンだが、ザ・ローリング・ストーンズについて「もう今時のものじゃない」と批判している。

エルトン・ジョンは次のように語っている。「ザ・ローリング・ストーンズがやるべきだと思うのは、素晴らしいブルース・アルバムを作ることだよ。昔、彼らがやっていたようなチャック・ベリーの“Come On”とか、そういう初期の頃にやってたことに立ち返るべきなんだよ。それこそ彼らのすべきことだと思うね」

続けて、メンバーのうちの何人かはそういうアルバムを作りたがってるんじゃないかと語っている。「僕が思うに、ミックはラジオでもなお今時でありたいと思ってるんじゃないかね。まあ、そうじゃないのにね。キースはそういうアルバムを心底作りたがってるんじゃないかな。そして、それこそ彼らのやるべきことなんだよ」

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