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ブラーのドラマーであるデイヴ・ロウントゥリーはオアシスの再結成について喜びの感情を語り、ライヴを観るのに「一番乗り」したいと語っている。

1990年代にライバル関係にあったことで知られるオアシスとブラーだが、デイヴ・ロウントゥリーは長年反目してきたリアム・ギャラガーノエル・ギャラガーに対してわだかまりはないと語っている。オアシスは再結成して、UK&アイルランドで17公演に及ぶスタジアム・ツアーを行うことが決定している。

オアシスはUK&アイルランド公演のチケットが現地時間8月31日に販売されており、同日中に完売している。チケットマスターのダイナミック・プライシング・ポリシーによりチケットの価格が148ポンドから355ポンドへと倍増したとの報道もあり、それにより購入を残念ながら断念したファンもいるという。

スペイン紙『エル・パイス』に今はバンド同士も「仲良くやっている」と昨年語っていたデイヴ・ロウントゥリーだが、今回BBCのインタヴューで待望となるオアシスの再結成公演を「絶対に観に行く」と語っている。

今年の総選挙においてミッド・サセックス州で国会議員に立候補していたデイヴ・ロウントゥリーはオアシスのライブを観たことがないため、「一番乗り」したいとも語っている。

「ブラーとオアシスは一緒にポップ・ミュージックのジャンルが意味するものを変えたんだ。そんなことは頻繁にあることじゃない」とデイヴ・ロウントゥリーは続けている。

デイヴ・ロウントゥリーはオアシスとブラーがライバル関係に見えていたのは「メディアのハイプ」も相俟って「ある種の偏見」が当てはめられていたと説明している。

「イングランドを南北に分かれている国として見たい人というのは誇張するところがあって、階級で物事を考えたい人たちもそういうところがあるんだよ」

昨年、ブラーのデーモン・アルバーンはオアシスの再結成について「道は開けている」と語っていた。デーモン・アルバーンはオアシスの再結成について「実のところ、賭けているんだ。彼らは兄弟だからね。仲直りするのを見られたら素晴らしいよね」とも語っている。

昨年、ノエル・ギャラガーはブラーやパルプといったバンドがライヴで再始動したことについて『NME』に次のように語っている。「ブラーは解散していないだろ? パルプも解散していないよね? 彼らの場合は別のことをやっていただけで、大人の在り方だよね。悲しいことに俺のバンドは大人からは程遠いからね。衝突して燃え上がったんだ」

オアシスは再結成公演についてバンドとして声明を発表しており、「銃声は止んだ。星は揃った。長い待ち時間は終わった。会いに来てくれ。テレビ中継はないだろう」と述べている。

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