モリッシーは自分が同意した「収益姓の高い」ザ・スミスの再結成ツアーのオファーをジョニー・マーが無視したとして批判している。
モリッシーは自身の公式サイト「モリッシー・セントラル」で次のように述べている。「2024年6月、AEGエンタテインメント・グループはモリッシーとジョニー・マーによるザ・スミスでの世界ツアーを2025年を通して行うことについて収益性の高いオファーを出してきた」
モリッシーは次のように続けている。「モリッシーはそのオファーにイエスと答えた。ジョニー・マーはそのオファーを無視した」
「モリッシーは11月のアメリカ・ツアーをほぼ完売させている。ジョニー・マーはニュー・オーダーのスペシャル・ゲストとしてツアーを続けている」
『NME』はジョニー・マーの担当者にコメントを求めている。
Holy moly! Morrissey was up for a reunion with Johnny Marr, but Johnny said no. This is quite astounding. Statement from Moz attached. pic.twitter.com/5PHKbzycJh
— The Morrissey Mercury (@MorrisseyMerc) August 29, 2024
ザ・スミスは1982年に結成され、4枚のスタジオ・アルバムをリリースしている。リリースされたアルバムは1984年発表の『ザ・スミス』、1985年発表の『ミート・イズ・マーダー』、1986年発表の『ザ・クイーン・イズ・デッド』、1987年発表の『ストレンジウェイズ、ヒア・ウイ・カム』となっている。
先日、モリッシーは「敵のプロパガンダに屈しない反抗」としてザ・スミスの人気は変わることがないと述べている。「ザ・スミスは終わらないんだ」
今年1月、モリッシーはザ・スミスの「本質」と歴史から自分が 「削除」されていると述べている。
「でも、それだとうまくいかないだろう。なぜなら、私がグループ名も、曲名も、アルバム・タイトルも、アートワークも、ヴォーカルのメロディーも発明したからだ。歌詞の思いは私の心から生まれたものなんだ」
「まるでミック・ジャガーがザ・ローリング・ストーンズに関係ないと言っているようなものだ」
2022年、BBCラジオ2のスティーヴ・ライトの番組に出演したジョニー・マーはモリッシーとの私的あるいは仕事面での関係性を復活させるチャンスは「ゼロ」だと述べている。2人が最後に話をしたのは「18年か、15年くらい前」だとしている。
ジョニー・マーはモリッシーが自分のことにインタヴューで言及しないでもらいたいという公開書簡を出したことについて次のように続けている。「不意に公の場で攻撃されたら、自分で弁解しなければならないからね」
「あの公開書簡は侮辱するためのものだったんじゃないかな? そういう考えに違いないよ。事実でないことについては反応しなきゃならないからね。嘲笑と共にね」
彼は次のように続けている。「いいかい、あれは注目を集めたかったんだよ。実際、注目されているしね。新しいアルバムを出すんだけど、それも注目を集めることになった。僕は自分のことをやるだけでね。自分自身であり続けるつもりだよ」
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