Photo: Tim P. Whitby

ブラーのベーシストであるアレックス・ジェームスはインタヴューでバンドが「長きにわたって」続いていくことを願っていると語っている。

アレックス・ジェームスは今年、回想録『オーヴァー・ザ・レインボー:テイルズ・オブ・アン・エクスペクテッド・イヤー』を刊行することが決定しているが、バンドメンバーとのコラボレーションを今後も続けていきたいを語っている。

バンドの今後について訊かれたアレックス・ジェームスは『ザ・サン』紙に次のように語っている。「昨年は本当に魔法のようだった。だから、続けていければと思っているし、生きている限りスペシャルなものしていきたい。長きにわたって続いていくことを願っているよ」

ブラーのデーモン・アルバーンは今年コーチェラ・フェスティバルに出演して、「おそらく自分たちの最後のライヴになる」と語っている。

デーモン・アルバーンは昨年12月の時点でブラーの活動を休止するとして「自分としてはもういい」と語っていた。

「このキャンペーンも締めくくる時だね」と彼は語っている。「自分としてはもういいんだ。やるべきことだったし、こうした曲をもう一度演奏して、連中と一緒の時間を過ごし、アルバムを作れたことなんかはものすごく光栄だったよ」

しかし、ドラマーのデイヴ・ロウントゥリーはバンドとしての今後があるかもしれないと自身の見解を語っている。

「まだまだやれることは山ほどあると思うよ」とデイヴ・ロウントゥリーは語っている。「そうなると断りにくいオファーを見つけられるかということになってくる」

「2009年に最初に再結成した時はありがたいことにハイド・パークでブリティッシュ・サマー・タイムに出演することになった。2012年のオリンピックでは閉幕のときにパーティーのヘッドライナーを務めた」

「だから、僕らの都合がつけば、別の面白いアイデアを検討できない理由はない」とデイヴ・ロウントゥリーは続けている。「でも、今はブラーの予定帳に入っているものはないんだよ」

ブラーは先月ドキュメンタリー作品『ブラー:トゥ・ジ・エンド』が劇場公開されており、来月にはライヴ映像作品『ブラー:ライヴ・アット・ウェンブリー・スタジアム』が劇場公開される予定となっている。

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