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ブラーやゴリラズのフロントマンであるデーモン・アルバーンはエクセター大学で名誉博士号を授与されている。

現地時間7月17日にデーモン・アルバーンは「創造性、革新性、環境問題への取り組み」が認められて名誉博士号を授与されている。

学位はまた「その多様な才能と革新的な精神が与えている影響、現代音楽、オペラ、作曲、コラボレーションなど、境界を押し広げ続けてきた活動」が認められたものともなっている。

デーモン・アルバーンはステージに上がって歓声を受けながら名誉博士号を受け取る映像もオンラインにはアップされており、スピーチでこの日学位を授与された他の人々に自分が成し遂げたことに誇りを持ち、自分の将来についてオープンな心を持つように呼び掛けている。

「前にエクセターに来たのは運転免許の学科試験の証明書をもらうためだった。だから、これは進歩だよね」とデーモン・アルバーンは語り始めている。「最初に言いたいのは家族のみなさん、おめでとうございます。僕の娘も先週卒業したんだ。子どもが歩いていって、学位を受け取るのは本当に素晴らしい日だからね」

「もちろん、学生のみなさんもおめでとう。素晴らしいキャリアを歩んで下さい。何事もそれが信じるに値するものだと心の底から分かるまでは信じてはいけないよ。最近は一つの事実があまりにも断片化され、歪曲される方法がたくさんあって、それはある意味正気の沙汰じゃないからね」

デーモン・アルバーンは会場にいる人々にアドバイスとして次のように語っている。「本当に言いたいのは自分の直感を信じること、そしてノーという答えを出してはいけないということだ。オープン・マインドで、世間に出てみて、素晴らしいことをしてもらえればと思うよ」

ブラーについては本日7月19日にUK&アイルランドでドキュメンタリー作品『ブラー:トゥ・ジ・エンド』が劇場上映される。プレス・リリースには次のように記されている。「30年以上にわたってバンドメイトを続けてきたデーモン・アルバーン、グレアム・コクソン、アレックス・ジェームス、デイヴ・ロウントゥリーの4人が昨年7月に行われることになった初となるロンドンのウェンブリー・スタジアムを控える中で2023年初頭に再び集まって新曲をレコーディングした、その友人関係を追ったものになります」

ブラーはライヴ映像作品『ライヴ・アット・ウェンブリー・スタジアム』が9月6日に劇場公開されることも決定している。

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