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ブラック・サバスのベーシストであるギーザー・バトラーは1990年代のニューメタルの勃興とスリップノットの存在について評価していることを明かしている。

ノットフェスの取材を受けたギーザー・バトラーは90年代のニューメタルの波は新鮮で興味深いと思ったと語っている。ニューメタルのシーンからはスリップノット、リンプ・ビズキット、コーンといったバンドが登場している。

「当時のメタルは好きだったよ。自分の書くものも影響を受けたんだ。どんな新しいバンドが出てくるのかを見るのは素晴らしかった。それぞれが違ったメタルになっていて、ただマイクに向かって叫ぶだけで、すべてが同じように聴こえるのではなく、それぞれのヴァージョンになっていた。素晴らしくて、いろんなバンドが出てきたんだよ。まさにスリップノットもその一つだった。素晴らしかったね」

ギーザー・バトラーは興味を持ったバンドの一つとしてフィアー・ファクトリーの名前も挙げており、当時書いたものも影響を受けたことを明かしている。「当時はフィアー・ファクトリーが本当に好きで、ブラック・サバスやオジー・オズボーンに書いたものもすごくヘヴィにしたんだ。甥のペドロ・ハウスはクレイジー・エンジェルというバンドをやっていて、ものすごくスラッシュなサウンドなんだけど、一緒に曲を書いたら、ものすごくヘヴィなものになったんだ。書く歌詞にも制限はなかった。多くはSFに関するものだった。AIで今起こっているようなことを書いていたんだよ」

先日、ギーザー・バトラーはインタヴューでザ・ビートルズから受けた影響についても振り返っている。

ミシガン州のラジオ局「WRKR」に出演したギーザー・バトラーはオジー・オズボーンと同様の思いを口にしている。「彼らからはものすごく影響を受けたね。だって、当時、他にあんな連中はいなかったんだ」

「それまではウチの兄貴もエルヴィス・プレスリーとか、エディ・コクランとか、バディ・ホリーとか、そういうものにハマってた。イギリスの人たちは皆無だったんだよ」

「イギリスのロックンローラーはアメリカみたいなサウンドにして、アメリカの真似ばかりをやっていて、成功することはなかったんだ。そこでザ・ビートルズが出てきたんだけど、完全にオリジナルなサウンドだった」

ギーザー・バトラーは次のように続けている。「そして、彼らは正真正銘のリヴァプールの出身で、自分の生まれたところから90マイルだった。そして、それはイギリスのミュージシャンも成功できるかもしれないという希望を与えてくれたんだ」

「さらにザ・ビートルズが成功してすぐにザ・ローリング・ストーンズが、ザ・キンクスが、ザ・フーが、ハーマンズ・ハーミッツが出てきたんだ。ブリティッシュのポップ・ミュージックの爆発だよ」

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