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コールドプレイは元マネージャーのデイヴ・ホルムスから1000万ポンドを求める訴訟を起こされたことで、総額数百万ポンドを支払ったと報じられている。

デイヴ・ホルムスは22年間にわたってマネージャーを務めた後、バンドと袂を分かつこととなっており、昨年8月に契約上の争いでバンドに訴訟を起こしていた。

デイヴ・ホルムスはまだリリースされていないアルバムのレコーディング・セッションやサンプル素材、ストリングス・アレンジメントを工面したにもかかわらず、支払いが行われていないとしてバンドを提訴しており、1000万ポンドの未払い金を支払わなければならないと主張していた。

デイヴ・ホルムスの弁護士であるフィル・シェレルは『ヴァラエティ』誌に次のように語っている。「デイヴ・ホルムスは22年以上にわたってコールドプレイのマネージメントとして成功を収め、彼らを歴史上最も成功したバンドの一つに導きました。今回、コールドプレイは彼に支払うべきものを支払うことを拒否しています」

昨年10月、コールドプレイはデイヴ・ホルムスを反訴しており、バンドの知らないところでライヴ・ネイションから2つのローンを彼が借りた損害賠償として1400万ポンドを求めていた。コールドプレイはデイヴ・ホルムスの主張を全面的に否定しており、反訴の訴状では「デイヴ・ホルムスの行動に懸念が増加している時期を経て」マネージメント契約を延長しなかったと述べている。

また、コールドプレイはデイヴ・ホルムスが「ツアー予算を常に適切に監督・管理することを怠った」として1750万ポンドの追加費用を負担することになったとも述べている。

今回、『ザ・サン』紙はコールドプレイが今年5月に詳細が法廷で公表されるのを防ぐため、非公開の数百万ポンドの和解案に合意したと報じている。

コールドプレイのマネージメントは現在フィル・ハーヴェイが率いるチームが担当している。

一方、俳優のマイケル・J・フォックスはコールドプレイのグラストンベリー・フェスティバルのステージに出演したことについて「圧倒された」と評している。

コールドプレイは6月29日にグラストンベリー・フェスティバルのピラミッド・ステージでヘッドライナーを務め、ヴィクトリア・カナル、リトル・シムズ、フェミ・クティ、ローラ・マヴーラをゲストに迎えたステージのアンコールでマイケル・J・フォックスをサプライズで登場させている。

ヴィクトリア・カナルは“Paradise”に参加し、リトル・シムズは新曲“We Pray”でゲストとして登場している。“We Pray”には22歳のパレスチナ/チリ人シンガーのエリアナもバッキング・ヴォーカルとして参加し、続く“Arabesque”の演奏にも加わっている。“Arabesque”には音源と同じく、フェミ・クティが登場している。

ローラ・マヴーラは“Violet Hill”に参加しているが、アンコールではマイケル・J・フォックスが“Humankind”と“Fix You”でギターを披露している。

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